鎌仲ひとみ監督・講演会＆意見交換会
この一年間だけでも、
市井昌秀監督の「無防備」が、ＰＰＦグランプリを経て、
第13回 釜山国際映画祭 コンペティション部門グランプリ受賞。
本木克英監督の「鴨川ホルモー」は、沖縄国際映画祭で、
ラフ＆ピースコンペティション部門でのグランプリを受賞。
そして滝田洋二郎監督の「おくりびと」は、
アカデミー賞外国語映画賞まで取ってしまいました。
こんな富山県出身の映画監督たちですが、
僕が近年最も注目し、尊敬して見ているのは、
氷見出身で、現代社会の問題を鋭く追求し続けている、
ドキュメンタリー映像作家、鎌仲ひとみさんの作品です。
彼女がＮＨＫのために製作した「エンデの遺言」は、
それまで漠然と価値を信じ込んでいた、おカネに対して、
根元的にその価値を問いただす、稀に見る優れた番組でした。
その後も「がんを生き抜く」などのテレビ番組を製作されたあと、
２００３年には、世界に衝撃を与えたドキュメンタリー映画、
「ヒバクシャ－世界の終わりに－」を発表して映画監督にデビュー。
２００６年には「六ヶ所村ラプソディ」を発表して、
日本社会が抱える問題の象徴としての、原発産業を告発します。
そしてこの時期から、硬直して行き詰まっている日本社会に対し、
これを変えられるのは、市民活動ではないかと考えます。
自らの映画製作も、この市民活動との連携を深めようとして、
「六ヶ所村通信」を制作し、自主上映会の材料としたのです。
そしてこの延長上に、来年の春に完成予定の映画、
「ミツバチの羽音と地球の回転」を見据えることによって、
新たなビデオレター「ぶんぶん通信」も発表されているのです。
その「ぶんぶん通信 №２」の完成に合わせて、
上映会と、鎌仲監督の講演会、そして意見交換会を開催します。
さらに、まだ「ぶんぶん通信 №１」を見ていない人のために、
県内のあちこちで「№１」上映会を開催してきましたが、
いよいよそれも最後が近づいてきましたので、
あらためて、監督講演会と併せてご案内しておきます。
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★ 砺波上映会★
日時：2009年 ８月２８日 (金曜日) 19:00開場
１９：３０～２０：４０上映
☆上映後に、環境と市民活動の意見交換会
場所：砺波市散居村ミュージアム 交流館（２０人収容）
富山県砺波市太郎丸80番（TEL＝0763-34-7180）
http://www.city.tonami.toyama.jp/shisetsu/sankyo/sankyo.html
【参加費】８００円（ドリンク付き）
【主催】ＳＴＥＰとなみ地球人会
【問い合わせ】０９０－１３１７－９９９９ 宝田（ほうだ）
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★Ｅフェスタ・ワークショップ上映会★
日時：2009年 ９月５日 (土曜日)
上映開始１９：００～２０：１０
☆上映後に、21:00まで意見交換会
場所：高岡駅前・ウイングウイング高岡６階 会議室
高岡市末広町1-8 0766-27-0100
【参加費】Ｅフェスタ・イベントとして無料（カンパ希望）
【主催】ぴ～す・フィルム・ネット
【問い合わせ】０９０－１８８０－３６９７（磯辺）
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★★★ 鎌仲監督講演会＆意見交換会 ★★★
～「ぶんぶん通信 №２」上映と「環境のＥはなし」～
（事前に、「№１」を見ておくと、わかりやすいでしょう！）
日時：2009年 ９月６日（日曜日）13:00開場
☆１３：３５～１４：３５「ぶんぶん通信 №２」上映
☆１４：３５～１５：０５ 鎌仲監督の講演
☆１５：０５～１５：５０ 本音でトーク＆トーク
（身近な環境問題や市民活動を中心に、話し合いをします）
場所：高岡駅前・ウイングウイング高岡 ４階ホール
高岡市末広町1-8 0766-27-0100
【参加費】Ｅフェスタ・イベントとして無料（どなたでも参加できます）
【主催】Ｅネット（高岡市男女平等推進センター登録活動団体ネットワーク）
【共催】高岡市
【問い合わせ】０７６６－４４－７１８９（大乗）
以上、環境や市民活動に関心のある多くの皆さんに、
参加していただけることを、楽しみにしています♪
