待たされた1年

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昨年の9月に、福田首相が突然の辞任をして以来、
麻生選挙対策内閣が発足したものだと思っていたら、
そのままズルズルと、1年が過ぎてしまいました。
それでも任期切れになる前の、解散総選挙ですから、
いちおうの役目は果たしたことになるのでしょうか?

この一年間には、次期政権を狙う民主党の党首が代わり、
経済対策最優先だった麻生さんは、膨大な借金をして、
最新の経済データでは、なんとかGDPを+にしました。
だけど今や、そうした目先の出来事に関係ないくらい、
政権交代を望む気運が、日本中に満ちている気がします。

この間に僕も、3度のブログ投票で意見を聞きながら、
新しい時代をどのようなものにするか、考えてきました。
そこに、以前とは決定的に違う要素としてネットがあった。
10代から60代の人たちまで、幅広くネットは利用され、
様々な考え方が、意見交換されてきたのも事実ですし、
この現象は、民主主義の新しい在り方を示してきました。


以下は、この一年間に行った次の選挙へのブログ投票結果です。
それぞれコメントが多いので、開くのに時間がかかります。
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(1)次の衆議院選挙で一番期待する政党はどこですか?
◆昨年9月29日~12月12日に実施 ◆投票数117 ◆コメント数183
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/POLL/yblog_poll_result.html?no=56093592

(2)次回の衆議院小選挙区では、何を一番重視して投票しますか?
◆今年2月10日~4月10日に実施 ◆投票数97 ◆コメント数119
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/POLL/yblog_poll_result.html?no=57753589

(3)もうすぐ国政選挙! 次の内閣に、内政で一番期待することは何ですか?
◆今年5月31日~7月31日に実施 ◆投票数136 ◆コメント数183
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/POLL/yblog_poll_result.html?no=58948411
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もう昔のように、特定のマスメディアだけが意見を言い、
マスコミ対策だけで、政治ができた時代は終わったのです。
今日の公示で、事実上の選挙戦は終わったようなものですが、
この一年間には、ネット上で様々な意見が飛び交いました。
おカネではない、新しい価値観による社会の可能性も、
ようやく理解する人が増えたのも、この一年間が大きい。

現在の経済状況や社会の低迷は、数年前にはわかっていて、
僕でさえ、ピークオイルが発端となる経済不況を知っており、
これを乗りこえるには、循環共生社会しかないとわかっていた。
戦争も環境問題も、発想の転換が必要なことを知っていた。
ネット世界では、すでに新しい価値観が模索されているのです。

だけど正直のところ、自民党はもちろん民主党にしても、
新しい時代が何をもたらすか、必ずしも明示できていません。
たとえ明示する人がいても、まだ広い理解は無理でしょう。
それでもネット上で意見交換する中に、そうした萌芽はある。
僕は、それを大切に育てるしかないと思っているのです。

新しい時代への転換点として、今回の総選挙があるとすれば、
一年に渡る選挙戦は、多くの人目を政治に向けさせた功はある。
過去も未来も、今生きている僕らの一部であって、
過去を変えることは不可能でも、未来は選択できますからね♪

まずは目前のチャンスを、投票行為で活かしましょう!