毎日が自然農

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今月1日から田植え準備を始めて、
毎日、何かしら農作業をしている日々です。
特に今日は、自然農講座の日でしたので、
前もって準備をしたり、確認したりも必要でした。
そんな面倒なことを、どうしてやるのか?
そう尋ねる人もいますが、やっぱりやりたいのです。

自分の人生を、自由勝手に生きてきて、
素晴らしい時間をたくさん過ごしてきました。
この喜びは、少しでも多くの人と分かちあいたい!
そのためには、すべての人が自由に生きられると同時に、
それを可能にしてくれる自然が健全に守られること!
この大前提を求めて、講座や市民活動をしていますが、
新しい価値観を受けいれる人たちとの会話も楽しい!

世の中に満ちている、バカバカしい問題や矛盾も、
ときには取り上げて、自分の考えを述べたりしますが、
本当に大切なのは、そんな問題を解決することよりも、
問題を起こさない生き方をすることだ!って気付くこと。
自然農との出会いでそう気付き、それから7年が経ちました。
それまでも、そして今も、僕は自由に生きていますが、
以前よりも、今の自分に満足しているんですよね。

以前の自由さは、探し求めて当て所がなかったけど、
今は自分が何をすればいいかが、だいたいわかっている。
もちろん、自由だからと言って、思うようには行かなくて、
失敗ばかりしていることもあるけど、そこは以前から、
何が出来なかったかではなく、何をしたかで考えられる。
失敗した痛手よりも、挑戦したことに喜びがあるからです。

生き方としての自然農を深めるにしても、僕の場合は、
石黒さんのように、電気やガスも使わずに山に住むのでなく、
町中でこうしてインターネットを使い、市民活動をして、
今は多くの人と関わりながら、共感者を増やそうとしている。
それは自然保護の活動をする中で、世界は人だってこと、
人が紡ぐ物語の中に、自分の喜びもあると思うから、
自分はその繋がりを、大切に広げたいと思うからです。

さて今日も、農作業と講座ですっかり疲れてはいますが、
これからサッカー・ワールドカップ予選が始まります。
日本チームは、攻撃面でイライラすることが多かったけど、
今年の代表チームは、今までとはちょっと違う感じがします。
選手が何をすればいいか、人の顔色をうかがわなくても、
自分で判断して行動できる人が、増えてきた気がするのです。
多くの日本人が、そうなろうとしている予兆のように!