キウイの花

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今日は5人が作業に集まり、天気も曇り空で涼しかったので、
溝の拡幅と畦塗り作業は、順調に捗ることが出来ました。
やり始めはいつも要領が悪くて、手間取ることもあるのですが、
毎年慣れてきた頃には終わってしまうので、上達しません。
今回も終盤には慣れてきて、昨日の二倍以上の早さで捗りました。
昨日の3人と違って、5人いたことも大きな違いでしたね!

順調に作業が進めば、おしゃべりにも自然と余裕が出てきて、
わいわい話しながら楽しくできたので、疲れもあまり残りません。
昔からの農繁期に、家族や近隣、親戚などが集まって作業したのは、
人手が必要だったのと同時に、その方が楽しかったに違いありません。
朝から日暮れまでの作業なので、遠方からの助っ人は泊まり込む。
田植えの季節と収穫の季節、どちらも祭りも絡みますしね。

その田植えは、もう苗の状態としてはすぐにも始められるけど、
今年は何かと用事が多くて、なかなか順調には行きそうにありません。
小さい区画が4つあるので、一区画に16時間ほど掛かるとして、
一日8時間フルに作業すれば、8日で終わることになりますが、
今のところ一日6時間くらいがいいところなので、11日は掛かる。
しかも今月は、まったく作業できない日が9日もあるのです。

それでも何とか25日頃までには、田植え作業を全部終えて、
今月中に草取り作業を始めたいものだと、話をしていたら、
一番若いメンバーが、キウイの花が咲いていると教えてくれました。
このところ下ばかり見て歩いていたので、上に咲いている花に、
まったく気付かずに暮らしていたようで、少々反省しています。
しかもこの花、毎年見ているはずなのに、初めて見る気さえする。

日々刻々と世界は変化して、美しい風景も草花も変化する。
そのすべてを見られるわけでもない僕らは、時々足を止めて、
その美しさと、うつろいやすさに、心を馳せてみるのです
それは我が身であり、自分が見ないと見てもらうこともない。
すべては繋がっているって、頭では分かっているはずなのに、
驚かされることの多い毎日を、味わいながら暮らすのです。