『自転車de地域デザインin高岡』発表会
これからのコンパクトシティのキーワード「自転車」視点のみち調査考察、
として進められてきた『自転車de地域デザインin高岡』の発表会がありました。
これは「とやま夢づくりNPO協働事業」として進められている事業でもあり、
事業主体は、富山県とNOP法人「Nプロジェクトひと・みち・まち」です。
・・・とまあ、こうして正確に書き進めると、
やたら長い固有名詞が続いて、わかりにくくなりそうなので、
ザクッと要点だけ、簡単に内容を紹介しておきましょう。
この研究は、女性たちが「まちづくり」を話し合ったときに、
「車中心ではなく、徒歩と自転車で安心して暮らせる町がいい」
との結論になって、それを高岡市長との意見交換で申し入れたとき、
もっと多くの要望が「車に便利な道路整備」だったと聞いたことでした。
市の予算は、子どもやお年寄りにも安全安心に暮らせるまちづくりでなく、
相変わらず道路や駐車場の整備に向けられている!その理由が、
「市民からの要望だ」と言うのですから、本当なのかどうか?
僕自身は、たとえそれが事実だとしても、10年後20年後を考えれば、
もう今までのように、大量の枯渇燃料をばらまいて走り回る時代ではなく、
あるいは高齢者や子どもが安心安全に暮らすためにも、自動車中心ではなく、
徒歩と自転車で生活に必要な物が賄えるまちづくりが必要だと考えました。
この考えは、市民同士の話し合いでは大方賛同を得るのですが、
市役所などの行政者と機会があるときに話をすると、
「自分もそう思うが、政策を転換するほどの時期ではない」と言われる。
自分の判断で行政を進めるのは、そう思わない人に対して公平でない!と。
お役所仕事が、自ら人間としての判断をしなくなるとき、
優秀な公務員ほど大量の環境破壊や市民虐殺に荷担することになる!
とは、多くの歴史が証明していることですが、ここでそれは言いません。
実際に多くの市民が、車道の整備さえ進めばいいと思っているなら、
脱車社会がいかに正しくても、強制的に押し付けてはいけないのですから。
それでも様々な調査を進める内に、多くの人は僕らと同じように、
車に頼りすぎる今の生活を見直したいと思い、自転車に関心がある。
これからは積極的に、あるいは、できるだけ乗りたいと答えてくるのです。
上に掲げたグラフは、該当中心市街地の住民210人を調査した結果で、
その他多くのアンケート結果から見えてきたのは、乗りたいけど乗らない!
その理由は、道路の段差、車や人との接触の心配、駐輪場がないことでした。
車の便利さに慣れきって、他の選択肢を考えていなかったとも言えます。
これから積極的に乗る、乗らない理由が解決されたら乗る、を合わせると、
84%の人は自転車を利用したいと考え、そうでない人は15%なのです。
この84%の人が望んでいる、徒歩と自転車に便利なまちづくりをしないで、
自動車中心の整備予算を使うのは、一体どうしてなのか?
ともあれ、今回僕らは何かを追求するよりは、提案をしたいのです。
もう自家用車にばかり頼っている時代ではなく、もっと生活環境を大切に、
みんなが大量にガソリンをまき散らして、便利な社会を目指すのではなく、
小さな子どももお年寄りも、安心して町内を歩き回れるような、
そんな生活空間を創るまちづくりへと、政策提案をしているのです。
市民と行政と専門機関が一体になった今回の協働試みが、
懐かしい未来への、住民民主主義の扉を開きますように!
として進められてきた『自転車de地域デザインin高岡』の発表会がありました。
これは「とやま夢づくりNPO協働事業」として進められている事業でもあり、
事業主体は、富山県とNOP法人「Nプロジェクトひと・みち・まち」です。
・・・とまあ、こうして正確に書き進めると、
やたら長い固有名詞が続いて、わかりにくくなりそうなので、
ザクッと要点だけ、簡単に内容を紹介しておきましょう。
この研究は、女性たちが「まちづくり」を話し合ったときに、
「車中心ではなく、徒歩と自転車で安心して暮らせる町がいい」
との結論になって、それを高岡市長との意見交換で申し入れたとき、
もっと多くの要望が「車に便利な道路整備」だったと聞いたことでした。
市の予算は、子どもやお年寄りにも安全安心に暮らせるまちづくりでなく、
相変わらず道路や駐車場の整備に向けられている!その理由が、
「市民からの要望だ」と言うのですから、本当なのかどうか?
僕自身は、たとえそれが事実だとしても、10年後20年後を考えれば、
もう今までのように、大量の枯渇燃料をばらまいて走り回る時代ではなく、
あるいは高齢者や子どもが安心安全に暮らすためにも、自動車中心ではなく、
徒歩と自転車で生活に必要な物が賄えるまちづくりが必要だと考えました。
この考えは、市民同士の話し合いでは大方賛同を得るのですが、
市役所などの行政者と機会があるときに話をすると、
「自分もそう思うが、政策を転換するほどの時期ではない」と言われる。
自分の判断で行政を進めるのは、そう思わない人に対して公平でない!と。
お役所仕事が、自ら人間としての判断をしなくなるとき、
優秀な公務員ほど大量の環境破壊や市民虐殺に荷担することになる!
とは、多くの歴史が証明していることですが、ここでそれは言いません。
実際に多くの市民が、車道の整備さえ進めばいいと思っているなら、
脱車社会がいかに正しくても、強制的に押し付けてはいけないのですから。
それでも様々な調査を進める内に、多くの人は僕らと同じように、
車に頼りすぎる今の生活を見直したいと思い、自転車に関心がある。
これからは積極的に、あるいは、できるだけ乗りたいと答えてくるのです。
上に掲げたグラフは、該当中心市街地の住民210人を調査した結果で、
その他多くのアンケート結果から見えてきたのは、乗りたいけど乗らない!
その理由は、道路の段差、車や人との接触の心配、駐輪場がないことでした。
車の便利さに慣れきって、他の選択肢を考えていなかったとも言えます。
これから積極的に乗る、乗らない理由が解決されたら乗る、を合わせると、
84%の人は自転車を利用したいと考え、そうでない人は15%なのです。
この84%の人が望んでいる、徒歩と自転車に便利なまちづくりをしないで、
自動車中心の整備予算を使うのは、一体どうしてなのか?
ともあれ、今回僕らは何かを追求するよりは、提案をしたいのです。
もう自家用車にばかり頼っている時代ではなく、もっと生活環境を大切に、
みんなが大量にガソリンをまき散らして、便利な社会を目指すのではなく、
小さな子どももお年寄りも、安心して町内を歩き回れるような、
そんな生活空間を創るまちづくりへと、政策提案をしているのです。
市民と行政と専門機関が一体になった今回の協働試みが、
懐かしい未来への、住民民主主義の扉を開きますように!