餅つきが終わって

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八尾の山中の石黒家で、餅つきをやって来ました。
石黒家の自家分だけでも、10臼以上つくようですが、
僕のように、ここに集まって餅つきをする人が何人もいて、
全部で30臼以上の餅をつく、大イベントです。
朝から餅米を蒸し続けて、蒸し上がった順に杵でついて、
昼食時に1時間ほど休んだ以外は、夕方暗くなるまで、
ずっと誰かが、餅をつき続けていた計算になります。

僕の分は、みどり米の玄米を4日間水に浸けたもので、
午前中のうちに蒸し上げて、ほぼ自分でつきあげました。
つきあげた餅は、長方形に伸して、切って焼いて食べます。
ストーブの上にある、左の3本が、僕のみどり玄米餅です。
その他みんなで、つきたての餅にアンやきな粉を絡め、
エゴマ餅にしたり、大根餅にしたり、納豆餅にしたり、
昼食は20人以上で、いろんな食べ方で餅をいただきました。
つきたての餅の美味しさは、格別なものですね!

午後になってさらに人が増え、わいわいガヤガヤと、
総勢30人以上の大人と子どもが、入り乱れていました。
子どもたちは(中には大人も(^_^;)真剣に雪合戦したり、
勢いあまって、雪の中に飛び込んだり、落ちたり?
走り回って、食べて、餅つきをして、食べて、過ごします。
そうしている間にも、餅は順番につき上がって伸され、
あるいは鏡餅にしたり、大福餅にしたり、と楽しみます。

僕も子どもの頃には、家に土間があって、餅をつきました。
それがいつのまにか、家に釜戸が無くなり、土間が無くなり、
台所が完全にキッチンになってしまうと、餅つきも終わりです。
それから長い間忘れていて、まみあな活動の中で復活!
それ以来、また毎年どこかで参加させてもらっています。
こうした日常生活を楽しむことが豊かさだと気付いてから、
自分の生き方が、自分で確信を持って楽しく思えてきたのです。
もう少し若いときに、気付いていれば良かったんですけどね!

今回は誰かのアイデアで、イチゴ大福も食べてみました。
草餅、豆餅、昆布餅、きな粉や醤油やエゴマを付けて、
いろんな味わい方で、お腹一杯にお餅を食べれば幸せです。
しかもこのモチ米から豆やきな粉まで、ほとんど全部自家製で、
海の幸さえ、家族や知人が送ってくれるものだから安心です。
個々人がなるべく自給自立を目指し、足りないものを補い合う!
そんな過ごし方こそ、安心安全な生活を作れるのです♪