五人囃子が大騒ぎ!

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小泉政権が無茶苦茶な政治を強引に押し進めて、
「改革」という言葉だけがひとり歩きした国政で、
改憲軍備を目指した安倍首相が頓挫したと思ったら、
その後を受けた福田政権も立ち行きませんでした。

これでいよいよ民意を問う総選挙かと思ったら、
少しは優位に総選挙したい自民党は総裁選挙です。
次期総裁の麻生さんを真ん中に置いたひな壇カーに、
五人囃子が勢揃いして日本中を南に北に走ります。

最初から遊説の内容はきれい事ばかりでしたが、
そのうちに本音でしょうか民主党批判が出てきて、
やがては「衆議院選挙に立候補した」と言い間違う。
来る総選挙では民主党ではなく自民党をよろしく!

一週間に渡るひな壇上での宣伝活動のあとなら、
お馬鹿国民は失政を忘れて見知った顔に投票する。
そんな計算するくらいならもっと反省して欲しいよ!
この数年間にどれだけ政治が信を無くさせたのか。

総選挙最大の敵である民主党を牽制するあまり、
民主党が小沢さん独裁であるかのように批判して、
自民党は5人も総裁候補がいる開かれた党だと言う。
目糞鼻糞を笑うみたいな馬鹿言ってんじゃないよ。

そんなパフォーマンスの間にも厚生省と国交省
農水省などの行政が次々にずっこけて止まらない。
ついでにみんな大好きな金融マネーもずっこけます。
いくらお金に執着したって何も解決しないのです。

まるで他人事のように問題山積だと言う政治は、
自民党の何でもお金換算する政策の帰結なのです。
根元的にお金に頼りすぎる弊害を政治家は言わない。
政治がお金経済になっている貧困を知るべきです。

★地方レベルから、食とエネルギーの自給を進める。
★枯渇資源から脱却して、循環型社会への転換を計る。
★高速交通網より、人間交流のまちづくりを目指す。
★武力放棄や人権擁護の、憲法理念を再確認する。

こうした政治家や政党が出てくれば応援します!


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