空見るカエル

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今年も夏の終わりに植える野菜として、
秋の葉物とカブ、大根、人参、それから、
来年の夏に収穫するラッキョを植えてきました。

今畑に育っているのは、ナス、キュウリ、トマト、
インゲン、人参、ピーマン、カボチャ、ズッキーニ。
これから収穫期になる里芋、エゴマ、小豆もあって、
そうそう、唐辛子も収穫して天日干しを待つばかり。

この天日干しが、このところ天気が悪くて、
なかなか屋外に干しておくことが出来ません。
まだ秋雨でもないでしょうに、雨の日が続きます。
上空の気流がおかしくなっているとも聞きます。

人丈ほどに育った人参の木から、種を取っていたら、
もう種を落とした人参の枯花の上に、カエルがいました。
今にも雨が降りそうな、曇り空ではありますが、
空中に腰を下ろしたカエルは、存在感がありました。

そう言えばカエルって、高いところが好きですね!
ツル野菜のてっぺんに、座っていることがよくあります。
それどころか、米を干すハサの上段でもよく見かける。
近づいてくる小さな虫を捕まえるためでしょうか?

理由はともかく、僕も以前は高い場所が好きでした。
屋根のてっぺんに登って周囲を見回していると、
なんだか安心して、落ち着ける気がしたものです。
遠くを見渡せるのが、好きだったのかもしれません。