アメリカ副大統領候補

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アメリカ民主党の大統領候補となったオバマさんは、
副大統領候補に、バイデン上院議員を選んだと聞きました。
あえてヒラリー議員を選ばなかったのは何故か?と考えると、
これは僕個人の憶測ではありますが、
もしもヒラリー上院議員を副大統領にした場合に、
オバマさんは無事に大統領になったとしても命を狙われる。
そんなシナリオが、無いとは言えないからかと思うのです。

もちろん、外交実務的に能力の高いバイデン議員であれば、
共和党のマケインさんに対抗するには適任者でしょう。
だけどヒラリー人気は今も衰えず、票の獲得だけを考えるなら、
バイデン議員よりもヒラリー議員を副大統領候補にした方が、
集票効果は高かったのではないかと思われます。
それでもバイデン議員を選んだのは、政治能力だけでなく、
オバマ暗殺シナリオを恐れたからかも?

そんなことを本気で考えたくなるほどに、
アメリカ人には人種意識が根強くあると思うのです。
表立って人種差別を言う人は、滅多にいなくなりましたが、
本音と建て前にも似た感覚で、実は白人優越があるのです。
したがって今回の大統領選挙でも、オバマ上院議員が勝つには、
表面的な人気では、相当な差をつけている必要があります。
事前調査で予想が拮抗するなら、マケインさんが勝つでしょう。

たまに演説でいいことを言う程度なら許せても、
有色人種がアメリカの大統領になるなんて許せない!
実は本気でそう思っている人が、アメリカには多いのかも。
しかもクリントン家には、ロスチャイルドが付いている、
まことしやかに伝えられているのも、やっぱり不気味です。
ケネディ家がオバマさんを支持していることから考えても、
一筋縄ではいかない舞台裏がありそうです。

世界中に絶大な影響力を持つアメリカの大統領選挙ですが、
僕らには投票権もなく、たぶん投票権があっても関心が薄く?
それでも世界平和を願う人々は、政権交代を待ち望んでいます。
今や世界中で戦争に終止符を打ちたい人々が、
オバマ大統領の理想に期待しているわけですが、
戦争中毒のアメリカが、そう簡単に止められるかどうか?
それでも僕らは、変革を期待するしかないのでしょう。