「六ヶ所村通信 №４」 上映会案内
その後「ぴ～すフィルムネット」で試写した「六ヶ所村通信 №４」を、
http://blogs.yahoo.co.jp/isop18/54236691.html
今度は一般の人にも見てもらうために、公開上映会を開催します。
僕自身の今の状況としては、イベントを出来る状態ではないのですが、
先日のアースディ富山で、鎌仲監督と直接お話をしたときに、
それまで意識していなかったことで、気付かされたことがあって、
やはり少しでも多く、この上映会の開催に協力したいと思ったのです。
「六ヶ所村ラプソディ」を作る過程で制作した六ヶ所村通信の、
№１～№３の段階では、問題の本質は経済システムだと見抜きながら、
実は解決する方法が見えていたわけではない、それが №４では、
ある一つの大きな可能性が、明確に示されているのがわかったのです。
そのチカラを求めて、監督はもっと数多くの上映会や意見交換会を望み、
六ヶ所村通信を１本 １５００円という破格の安値にすると共に、
上映会の著作権料も、一人４００円という設定にしたのです。
http://www.rokkasho-rhapsody.com/_dvd/dvd
それは実は、この №４に寄せた、鎌仲監督のメッセージに、
はっきり書かれていながら、僕自身は当たり前に思えて気付かなかったこと！
だけど一般の多くの人には、大きく価値観の方向転換を迫る一文でした。
その部分を彼女のメッセージの中から抜き出してみます。
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六ヶ所をめぐる問題はもうひとつ新たな要素を含んでいます。
私たち１人１人の生き方が未来を決めるというビジョンが初めて現実に
共有されつつある時代に問われているのは、政府でもなく、産業でもなく、
まさしく私達のあり方と選択だということです。
そういう意味でこれまでのようなドキュメンタリー映画よりも
もっともっと開かれた、現在進行形に近い市民メディアとして
『六ヶ所村通信』は製作されました。（鎌仲ひとみ）
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ひとりひとりの生き方が問われていることは、僕も何度も書いています。
僕の場合は、「一人の人間として、どう生きるかを考えずにはいられない！」
人間とは何か？、何を目指すのか？、どうあればみんなが幸せになるのか？
そうしたことを考える内に、自然農と出会って道を見つけたのです。
ところが鎌仲監督の場合は、放射能汚染のHIBAKUSYAから問題に取り組み、
六ヶ所村で行われようとしている、核燃料サイクル計画を取材するうちに、
表面からは見えない、経済的な利権構造が裏にあることを見抜いていきます。
それは「エンデの遺言」で示されていた、マネーの問題にも通じるのですが、
そうかと言って、経済的生活をする現代人を否定することも出来ないのです。
もしかすると、そのジレンマが「六ヶ所村ラプソディ」だったのでしょう！
ところがその後、ラプソディの上映と、引き続き六ヶ所村の取材をするうちに、
このジレンマを乗り越えるかもしれない、「可能性」に出会うのです。
それは、№４の内容でもあり、六ヶ所村ラプソディ上映するパワーであった、
いわゆる「市民活動」のチカラであり、この市民活動とは、
むかしの団体活動であるよりも、個人の思いのネットワークだったのです。
一人一人の生き方をもって参加する、新しいタイプの市民活動だったのです。
前置きが長くなってしまいました。
日本中のあちこちで、小さな上映会が数多く催されますように！
僕も「ぴ～すフィルムネット」の主催として、以下の通り上映会を開きます。
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＝＝＝「六ヶ所村通信 №４」 上映会＝＝＝＝＝
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日時：７月１１日（金）18:30開場 19:00～20:00上映
20:00～20:40情報・意見交換会（最長21:00まで）
場所：高岡駅前ウイングウイング６階 男女平等推進センター会議室
入場料：６００円 （高校生以下：無料）
問い合わせ先：この記事のコメントでお願いします。
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参加出来る地域に住んでいる方は、是非足を運んでください。
また遠距離の方は、自分たちで気軽に上映会を開いてください。
そうした市民の活動が、社会の未来を作っていくのです。
僕らが今日何をするか、どう生きるかで、未来は作られていくのです！
参考本：「プルトニウム・クライシス―核燃料サイクル計画の虚構と現実」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4526034444?ie=UTF8&tag=isobehon-22
