紫蘇仕込み

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一週間もしないうちに、梅酢が十分に上がったので、
さっそく赤紫蘇を加える、仕込み作業をしました。
これもイソップ流の、お気楽仕込み法を書いておきます。

赤紫蘇は、一度栽培すれば勝手に翌年も生えてきますが、
適当な時期に揃えて用意するのは、やっぱり大変そうです。
スーパー・シマヤへ行って、4束400円で買いました。
一束が梅の1キロ分と考えていいようでしたが、
茎は使わず葉っぱだけ使うので、少し多めに買いました。
根付き状態で買ったので、水に浸けておけば日持ちします。

(※ 以下は、梅3キロ用のものです)
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材料:赤紫蘇600グラム、粗塩120グラム
道具:大ザルとボール
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(1)赤紫蘇の葉っぱを必要な分量摘み取ります。
  たっぷりあれば、なるべく茎は入れません。

(2)取った葉は、水洗いして汚れを落とします。
  600グラムの葉を一度に洗える大容器はなかったので、
  半分ずつ(写真の左端)ザルに入れて洗いました。
 【赤紫蘇300グラム、粗塩60グラム】×作業2回します。

== ※ この先は、赤紫蘇300グラムの処理です ==

★(3)洗った葉は、ザルのまま水切りをします。
   キッチンペーパーなどで水分を取る必要はないですし、
   効率的に水分を取るのに、手で押し絞ってもいいです。

★(4)水切りした葉を、塩もみしてアク抜きをします。
   アク抜きは2回やるので、塩は30グラムずつ使います。
   一回目は、塩をまぶした葉を良く混ぜ合わせながら、
   次第に力を込めて、押し揉むようにしていきます。
  【テーブル上よりも床でやった方が、力が入ってやりやすい】
   出てくる紫色の汁の中で、何度も何度も押し揉みます。
   最後は中空で、両手で絞って汁気を抜いて捨てます。

★(5)汁気を抜いて小さくなった葉を、ボールに広げ、
   もう一度残りの塩を掛けて、二度目のアク抜きをします。
   一回目と同じように、塩と葉を馴染ませながら押し揉み、
   最後は写真の左手前のように、小さくなって出来上がり。

==(3)(4)(5)を2回くり返したら、葉を合体させます。

(6)アク抜きして合体させた葉を、全部ボールに広げ、
  そこに梅酢を注いで、ひたひた状態にします。

(7)今度はそのまま、葉を梅酢に馴染ませて押し揉みます。
  梅酢が綺麗な赤色になってきたら、出来上がりです。

(8)梅の容器の中に、梅酢で揉んだ赤紫蘇を広げて置き、
  全部広げたら、その上から残った梅酢を注いで仕込み終了。

(9)前と同じように、中蓋をして重しを乗せたら、
  土用干しをする日まで、そのまま寝かせておきます。


最後の状態で撮ったのが、右側の写真です。
土用干しの時期は、沖縄へ行っている可能性が高いので、
その場合は、帰ってきてからの土用干しになります。