連作障害でも・・・

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今年の作付けで、大失敗が一つありました。
ナスやトマトのナス科の野菜は、同じ場所に続けて植えると、
連作障害を起こして、うまく育たないとは聞いていたのですが、
なんと、ジャガイモがナス科の作物だとは、知らなかったのです。
かくして去年トマトを植えていた場所に、ジャガイモを植えて、
最初は良かったのに、途中で成長が止まってしまったのです。

せっかく広がっていた葉が、すねたように縮れてしまい、
やがて黄色く枯れてしまった頃になって、連作障害と気付きました。
自然農の場合、比較的連作障害は少ないとも聞いていたのですが、
それでも、トマトの後にジャガイモを植えるのは最悪だとか・・・
ジャガイモがナス科だと知っていれば、違う場所に植えたものを。
しかもこのイモは、自分で種芋を保管しておいたものなのです。

やがて田植えが忙しくなって、あきらめて放ってあったのですが、
先日他の人が収穫したジャガイモを見て、思い出しました。
すでに地表を見る限り、ジャガイモの気配は見あたりません。
まともな収穫はないとしても、少しはあるかもしれないと思い、
場所の手入れをするくらいの気持ちで、掘り起こしてみました。
すると小さいながらも、たくさんのジャガイモが出てきたのです。

バケツを持って、植え付けた場所を全部掘り起こしてみたら、
数だけはたっぷりあって、こんなに収穫することが出来ました。
これがもし順調に育っていれば、大豊作だったかもしれません!
だけど僕のミスをものともせずに、ジャガイモは育ってくれていた。
それだけで十分に嬉しいし、感謝していただきたいと思うのです。
それにしても逞しい、美味しそうなジャガイモじゃありませんか♪

今日はジャガイモ収穫の他に、ニンジンとエゴマの間引きをして、
種から育てたナスの苗を移植したり、もらったトマトの苗を植えたり、
ついでに畑の草の整理を始めて、全体の三分の一ほどやりました。
田んぼの方は、最初に田植えした区画の草を取って米糠を入れました。
帰りに大根を一本ぬいて、小さなタマネギも全部集めて収穫して、
初生りナスと初生りピーマンと、収穫が満載です~♪