恵みの雨でした!

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土曜日の夕方から、日曜日の朝にかけて、
久しぶりに、たっぷりと雨が降りました。
田畑が乾いて、ひび割れが始まっていたのが、
日曜の午後には、瑞々しい土になっていました!
いくら用水路が完備していると言っても、
この雨が降らなくなれば、土地は砂漠化して、
いずれは人が住めなくなるでしょう。

そんなことも考え、苗床の草取りをしました。
今年初めて植えたニンニクには花芽が出て、
それを手折って、料理して食べたのも初めてです。
苗ポット蒔いたインゲン、ズッキーニの芽も出て、
エンドウは、ついに豆が大きくなってきています。
大根やカブの間引き菜も、食べられるようになって、
田畑はいよいよ初夏の賑わいが始まっています。

自然農6年目の田んぼの草は、年ごとに増えて、
今ではスズメノエンドウやレンゲが咲き乱れている。
その草も、今月末の水入れまでには刈り倒すので、
少しずつ刈って寝かせる作業も始めています。
用水路の土手に伸びた草も、刈って田畑に入れ、
これから作る作物の、肥料になってもらいます。
雨期になる前に、やっておくことはたっぷりです!

でもね、こんなに生え揃った稲の苗ですが、
これは決して当たり前のことなんかじゃなくて、
数千年に渡る人々の智恵と工夫のたまものなのです。
苗を育てるまでが、農作業の半分と言いますが、
今年は僕の苗の出来がいい!と言っても、
うまく育たなかった人もいるし、僕自身だって、
一昨年は失敗して、他の人に譲ってもらっている。

人間の力が凄いのは、そうやって助け合うことで、
自分だけでは出来ないことが、出来てしまうってこと。
だからこそ人は、自分と違う様々な人と一緒に生きて、
お互いに助け合うことが、大切になってくるのです。
自己責任とか言って、人を落とし込めるのではなく、
助け合って生きることで、人は幸せになれるのです。
これって、人間の公式なのかも知れませんね♪