イワナ塩焼き

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5月3,4,5日の連休に、サンタの森スキー場の跡地で、
「そば祭り」と称したイベントが行われました。
僕は何も準備できなかったので、イワナの塩焼き手伝いです。

と言っても、そう決まっていたわけではなく、
会場へ行ってみたら、手が足りない焼き場の手伝いになりました。
海でノコギリダイの串焼きはしたことがありますが、
イワナの塩焼きは、まず塩の付け方が違います。
もしかすると、川魚と海魚の違いでもあるのでしょうが、
魚の全身に塩を付けて焼くようでした。

この塩の付け具合が、最初の頃はよくわからなくて、
僕は塩焼きだからたっぷり塩を付けて焼いて、
食べるときは、その塩を落として食べればいいと思っていたら、
そのまま食べて「しょっぱい!」との苦情が何度かあり、
最終的には、尾びれ以外は軽く振りかける程度の塩加減にしました。
二日間で、合計200匹近い塩振りをしましたが、
最後の頃は、要領よくいい塩加減になったと思っています。

何食のそばが用意されていたのかわかりませんが、
結局僕は、一度もそばを食べることもなく売り切れて、
ひたすら文句を言われながらイワナを焼き続けていただけでした。
それでもだいたいイベントの様子もわかりましたので、
次回は自分たちで、売り場を用意できるだけのものをしたい。
そうしないと、ボランティアの下働きで終わってしまいますからね。

それにしても、二日間で僕が手伝ったのは7時間ほどですが、
二日目の4時間で140匹は焼いて売ったのだから、よく売れました。
それだけ人も来ていたって事なので、イベントは大成功でしょう。
スタッフのほとんどが、生涯学習の加藤さんの知り合いのようで、
年齢層もグッと高く、僕なんか若僧の下っ端です。
もっと若い人が気軽に参加できる環境になればいいのですが、
そのためには、ここに来て何が得られるのかのメリットが大切です。

「食」は生活の基本なので、今回の「そば祭り」も大勢人が来て、
イワナの塩焼き、行者ニンニクの餃子、そして手打ちそばが売れました。
出来れば自然農の野菜なども売ってみたかったのですが、
今になって思うと、それはやらなくて良かった気もします。
自然農による手作りの食料は、パフォーマンスではないので、
見せるものはないし、値段を付けると高くなってしまうのです。

さて、イベントのお手伝いはこのくらいにして、
またコツコツと自分のことをやるしかありませんね。
僕に出来ることなんて、種を蒔いて、水をやることだけですが。