今年の古代米

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週明けには良い天気が続きそうなので、
古代米を種下ろしする準備をしました。
今年も去年と同じ7種類を用意したのですが、
頼成の田んぼは、僕の面積が減ったので、
一部はサンタの森に植えるかも知れません。

個性的なそれぞれの米を水に潜らせて、
浮いたものは中身がないと考えて捨てます。
しっかり沈んだものを、三日間水に入れたまま、
暖かめの部屋において、春を感じさせます。
すると種籾が適度に目覚めてくるのです。

そんな作業をしながら、ニュースを見ていたら、
大阪で橋下知事が市町村長から批判されていました。
僕がテレビで見た限り、あらゆる市町村長が、
橋下知事財政再建を応援するどころか、
まるで暴力金融での取り立て人のように、
金を出せ!の連呼と、罵声しか聞こえてこない。

弱い者いじめをするなとか、非常識だとか、
この市町村長たちの方が、僕には異様に見える。
返済できないほどの借金を抱えた大阪府に、
今まで通りに金を出せとは、どういう感覚なのか?
この人たちが大阪府を借金まみれにしたのでしょう。
橋下さんは、耐えて財政再建を進めて欲しい。

いやなニュースが多い中で、自衛隊イラク派遣に、
名古屋高裁違憲判断をしてくれたのは嬉しかった!
ここでも、多くの政治家は意味不明の憲法解釈で、
自衛隊が行くところどこでも非戦闘地域として、
アメリカが仕掛けた戦地へ自衛隊を派遣する。
僕にはそれが非常識に見えるけど、人によっては、
戦地へ行ってアメリカと一緒に闘うのが常識だそうだ。
そんなら僕は、非常識で結構だ!と思うしかない。

だけど司法判断をする人の中にも、非常識にも、
正しいことと間違ったことを判断する人がいて、
イラク派兵は憲法に違反する、と明言してくれた。
恥知らずな政治家は、三権分立を無視しても、
自衛隊の海外派兵をやめないと、即座に答えるけど、
誰が非常識か、僕らはもうわかっている。

池田晶子さんは、常識を疑えと言っていました。
僕は子どもの頃から、大人の常識はインチキだと思い、
どちらかと言えば、信じてはいなかったけど、
堂々と、それはおかしい!とも言えませんでした。
だけど言わないと、誰にも伝わらないから存在もしない。
世界は、他者との共有によって存在すると知ったのです。

だからそう、僕も声を大きくして、常識を疑うのです。