世界で最も孤独を感じている子どもたちへ

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今日は、今年初めての農作業をしての帰り道、
車の中で、とても悲しい事実を聞いてしまいました。
「世界で最も孤独を感じている子どもたち」は、
日本の子どもたちだというのです。さらに、
「世界で最も自分に価値がないと思っている」のも、
日本の子どもたちだと言うのです。

無条件で子どもが愛された、あの日本は何処へ行ったの?
子どもがいること、それ自体を宝と考えていた日本人は、
もうすっかり、過去のものになってしまって、
今では、何かの役に立たないと疎外されてしまう。
しかもこの役に立つとは、おカネ換算のことばかりで、
老若男女すべからく、おカネを稼げば価値があり、
稼がないものは見捨てられて、社会から追いやられる。

大人がそうだから、子どもは素直にそれを信じて、
自分が何も役に立たない、つまらない存在だと感じている。
そんなだから、愛される資格もないと思っている。
実際彼らは、家族からも愛された記憶がなかったりする。
一緒に過ごす時間もない家族に、愛されている実感はない。
誰からも愛された記憶がないから、愛し方もわからない。

少子化対策が聞いて呆れる、子どもを愛さない国では、
利益優先の経済社会に都合のいい、人材育成が教育だから、
子どもたちは、自分を矯正することが成長だと思い込む。
ありのままの自分なんて、何の価値もないと思い、
人に認めてもらいたくて、自分を自分でなくしてしまう。
認めて欲しい強迫観念で、いつか心を病んでしまう。
そんな子どもがいかに多いか、知っている。

だけど、子どもたちよ!
実はやっぱり、きみたちは人類の宝であって、
その価値は、学校の成績や特技の才能なんかでは計れない、
命をもって産まれた、その存在そのものが価値なのです。
生きることの喜びを分かちあうための、宝なのです。
あなたが知っている通り、人は孤独では耐えられない、
誰かと愛し合う、その誰かこそ、あなたでもあるのです。

学校よりも大切なもの!、勉強よりも大切なもの!、
成績表や学習塾や、好きでもない習い事なんかどうでもいい、
手足を動かして遊び、頭を使って遊び、考えるのです。
本当に大切なものは何か? 自分で考えるしかないのです。
それは年をとっても同じことだから、年齢に関係なく、
自分で考えない人を、見習ってはいけません。
信じられる大人だけを、心の先生にしましょう。

たとえ子どもでも、本当に大切なものは備わっている。
それをどう活かせばいいかを、大人に習い、学校で学ぶ。
納得できないことは、とりあえず受け止めておいて、
自分でよ~く考えて、了解できたら受け入れていいのです。
最後には、自らの良心に従えばいいのです。
どんな生き方をするかは、自分で考えればいいのです。
同じ価値観の人が、かならずあなたを待っています。

人間は産まれてから死ぬまで、自由でしかないのですよ!
大人が自分たちの都合で、様々な要求をしてきても、
納得できなければ、拒否してしまっていいのです。
その判断は、まだ未熟だから失敗するかも知れない。
失敗しても許されるのが子どもですから、心配しないで、
常に対話することを忘れないで、心を開いて、
自分が正しいと思う方へ、挑戦すればいいのです♪



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