味噌仕込み

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いろいろ用事があって、遅れていた味噌作りですが、
今日ようやく、仕込みを終えることができました。
今年は、大豆3Kgに対して、塩は1200gを使います。
麹の方は、町に古くからある日吉麹店へ行って、
「大豆3Kgを味噌にする麹をください!」と言って、
なんだか独特の単位で売ってくれる量を使います。
麹棚のような板を単位に、1枚2枚と数えていました。

今年の大豆は、半分の1.5Kgが自分で作ったもので、
残りの1.5Kgは、足りなくてお店で買ってきたものです。
来年は、もっとたくさんの大豆を作りたいものです。
今年の塩は能登産の粗塩ですが、これもできれば来年は、
夏の石垣島で、自家製の塩を作って使ってみたいなあ!
麹は「まみなあ」では種麹から育てていましたが、
今は自分の分だけを、そこまでやる根気はないですね。

大豆、塩、鍋、ホワイトリカーなどは用意してあったので、
(1)昨日麹を買ってきて、夕方から大豆を水に浸けました。
  この水も、できれば山の湧き水にしたかったですね。

(2)そして今朝は、台所にきれいなブルーシートを敷いて、
  ホワイトリカーで消毒して、作業場所にしておきます。
(3)昨日から大豆を水に浸けてあった大鍋を、火にかけて、
  お湯が沸いてから、弱火でさらに1時間は煮たでしょう。

(4)その間にブルーシートの作業場所で、麹に塩を混ぜて、
  いわゆる「麹の塩切り」ってことをやっておきます。
  この時、塩の1割は別にとっておいて、後で使います。
(5)そして味噌仕込み用の容器や、大豆を潰す道具などを、
  熱湯消毒して、あとは大豆が柔らかくなるのを持ちます。

 (※ この大豆を煮た汁はなるべく捨てずに使いたいので、
   煮汁の量が多くなりすぎないように、工夫をしました。
   大豆が少し柔らかくなって、お湯が足りなくなった時点で、
   お湯は増やさず、大豆をザルで一すくい上げておくのです。
   これで大豆が十分に柔らかくなって、潰しに掛かるときに、
   上げておいた大豆を鍋に戻して、もう一度煮ておく。
   こうすれば、煮るお湯の量が多くなりすぎないで済むし、
   全部が柔らかくなるよりも早くから、豆潰しにかかれます)

3Kgの豆潰しに、1時間とちょっとくらい掛かりました。
(6)潰した大豆は、順次塩切りした麹と混ぜていくのですが、
  大豆と麹の量を正確に分けるよりも、素早くやるのが肝腎です。

(7)全部の大豆を潰し終わって、全部の麹と混ぜ合わせたら、
  ここで鍋に残した煮汁を加えて、さらに混ぜ合わせて、
  全体にたっぷりと汁を含んで、形が崩れない程度にします。
 (※ 余って捨てる煮汁を少なくできれば、それだけ
   大豆の養分を捨てなくて済むということでしょう)

柔らかい粘土状になったら、混ぜ合わせはOKなので、
(8)前もって用意しておいた容器に、残した塩を少し振って、
  そこに投げつけながら、混ぜ込んだ味噌の材料を詰めていく。
(9)全部詰めたら、表面をきれいに平にして、塩で表面を整える。
  最後は、その表面にラップをかけて、重しを乗せて終わりです。
  なるべく密封した状態にして、冷暗所に保存しておきます。

こんな感じで、朝9時過ぎに準備を始めた作業が、
片付けまで全部終わったのは、午後の3時近くでした。
およそ6時間の作業で、今年も味噌仕込みは無事完了です♪
お疲れさまでした~!