若者が変える!ニッポンの地域と農業

去年大学を卒業したばかりの、柳明菜さんが、
八丈島を舞台にして、島起こしの映画を作られた。
その上映会と合わせて、シンポジュウムがありました。
題名を「若者が変える!ニッポンの地域と農業」として、
富山県内での、若い農業人を紹介してくれるのですが、
東京からバスツアーで、関心のある若者を連れてきている。
このあたりは、画期的で面白い取り組みだと思いました。

シンポジュウムの全体は、4部構成+懇親会です。

第一部では、柳監督と主題歌サンプラザ中野くんトーク
これが、サンプラザさんが都合で出られなくなったので、
柳監督のトークと、サンプラザさんのフィルム参加に変更。
監督の乗りのいい話ぶりに、躍動する若さを感じました!

第二部では、富山側のコーディネーターとも言える橋本さんと、
東京側の代表とも言える、みやじ豚生産の宮治さんの対談で、
「川上から川下までプロデュースする新しい農業」と言うもの。
橋本さんの軽快な話しぶりが、これも活気の良さを感じさせました。

第三部では、富山各地から、農業従事者が4人参加されて、
橋本さんをコーディネーターとした、パネルディスカッションです。
それぞれ、稲作、ブルーベリー、養蜂、福祉作業所の専門家達で、
将来の富山の農業を背負って立つ人たちだと言えるでしょう。

第四部で、東京からのバスツアー参加者から4人が壇上に登場です。
4人とも熱気があって、面白く、様々な大学の学生でした。
その他にも、地方の農家と都会の若者とを結びつけて支援する会社に、
仕事に就く人もいて、この人とは個人的にも話しをしました。

普段僕らが市民活動で知り合う人たちではないので、
終わったあとも、もう少し話しがしたくなり、交流会も参加です。
シンポジュウム自体が無料だったので、スポンサーに感謝でしたが、
60分ほどの懇親会は、有料だった割には食べ物が少なくて、
参加者が紹介されることもなく、誰が誰やらわからなくて残念!
せっかく有料での懇親会なのだから、せめて参加者の紹介くらいは、
一通りどんな人が参加しているのかは、聞いてみたかった気がします。

柳さんが言った通り、大切なのは人の繋がりなんだから、
少しでも多く、ひとひとキトキトの繋がりを作りたかったなあ。
それでも一人だけは、お互いの連絡先を教え合うことができたので、
すでに企業研修に入っていると言っていたこの学生とは、
今後なにか一緒に企画できないか、連絡を取り続けるつもりです。
北海道新聞に就職が決まったと言っていた学生とも、
もっと話しがしたかったけど、1時間ではこれが限界かな!

遅くまで会場にいたために、夜の駐車場までの外は寒かったです。
そうそう、柳明菜監督の映画そのものは、まだ見ていないので、
明日の高岡での上映会で、ゆっくり見させていただきます。