「PEACE BED」

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ジョン・レノンがヨーコ・オノと知り合ってから、
アーティストとして社会に関わっていく様を描いた映画。
もう普段は思い出すこともない、昔の話しなんだけど、
そんな映画に仕上がっているのか、ずっと気になっていて、
富山では上映最終日になって、やっぱり見に行きました。

始まってすぐから、ジョン・レノンの歌が流れてくるだけで、
どうしたらいいんだか、涙が湧き上がってきて止まらない。
次々に流れてくる曲は、たぶんほとんど知っていたんだけど、
それぞれが、ジョンの置かれていた状況を歌ったものであり、
当時の時代と色濃く繋がっていたことを、思い出してしまった。

田舎暮らしの僕は、ビートルズなんて遠い世界のことで、
それでも子供心に初めて見た、米英との衛星生中継で、
ケネディ大統領の狙撃と、ビートルズの演奏は衝撃的だった。
それまでも、ビートルズのヒット曲は知っていたけど、
これ以降、僕にとってビートルズは特別な存在になりました。

学生運動なんて関心がないのに「愛と平和」には関心を持って、
ジョンの新しい曲や情報を知りたくて、深夜放送を聞いた。
受験勉強をしているふりの、深夜のラジオが情報源で、
世界中に、国境を越えて広がった平和運動に胸が高鳴った。
ジョンの活動に、ジョンの歌に、生きる喜びを感じたのです。

それからずっと、僕はジョンの存在を胸に生きてきました。
大学受験に行くときも、参考書ではなく歌詞を覚えて、
その歌をうたいながら、受験会場に向かって歩いたものです。
それが一番、自分勇気づけて、鼓舞してくれた記憶があります。
彼が射殺されてからも、ジョンへの思いは変わりませんでした。

大学を出て、就職することに疑問を持って旅を始めたときも、
一人で異国の土地を歩きながら、僕はジョンの歌詞と一緒でした。
不安な夜に涙しながら思い浮かべたのも、明るい太陽の下で、
全身に漲るエネルギーを感じながら、両手をあげて歩いたときも、
どうしてあんなに、ジョン・レノンばかりだったのだろう!

☆ STARTINNG OVER
☆ MOTHER
☆ INSTANT KARMA!
☆ POWER TO THE PEOPLE
MIND GAMES
☆ JEALOUS GUY
☆ STAND BY ME
☆ IMAGINE
☆ #9 DREAM
☆ LOVE
☆ HAPPY XMAS
☆ GIVE PEACE A CHANCE
☆ WOMAN
☆ BEAUTIFUL BOY

これは僕が好きだったジョンの曲で、
映画の中で出てきた曲は少し違っています。
映画の曲を知りたい人は、サウンドトラック盤をチェックしてください。

(原題)THE U.S.VS.JOHN LENNON <サウンドトラック>は(↓)こちら。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000IJ7LQY?ie=UTF8&tag=isobehon-22