国会議員との意見交換会

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今日は朝から、富山市のサンフォルテまで行きました。
新しく参議院議員になられた森田高さんとの意見交換会との事でしたが、
行ってみましたら、衆議院議員村井宗明さんも参加されていました。
市民の側は様々な人たち16人で、それぞれ課題を持っての集まりで、
2時間の意見交換会で、僕が話せたのは3分ほどだったでしょうか。
今回は実質的な話はほとんど出来ませんでしたけど、今後に繋げるため、
定期的な話し合いの場を持つことだけは決められました。

また参加者の自己紹介を兼ねた問題提起を受けて、お二人からは、
主に現在の税金の使われ方、予算の重点がいまだに土木工事に重点が置かれ、
医療にしても環境にしても、実際に携わっている人を助ける予算になっていない、
あるいは医療人の待遇などがひどく、医師免許取得者数自体が少ないことなど、
すでに問題点を把握して、解決に向けて取り組んでおられるところは、
価値観を同じくしていると信頼できるところではありました。
ただ僕は、そのスピードが手ぬるくて、じれったくは感じましたが・・・

実は今回、この意見交換会に出席するにあたって、自己紹介と一緒に、
「森田さんに伝えたい意見や、伺いたいこと」を書いてくるように言われ、
前回の県議会議員の時とは違う、国政でなければ出来ないことは何かと考え、
簡単に纏めた文があるので、それをここに転載しておきます。

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(1)国の景気が回復したといいながら、800兆円の負債を減らせない政府に不信があります。
  いつまでも借金を増やすのではなく、おカネに頼らない政策を考えていただきたい。

(2)森田さんの得意分野と思われる医療にしても、病院から医師まで、目先の経済的な収支
  ばかり考えているように思われてなりません。政治がもっとおカネに頼りすぎない
  健康な日常生活をサポートすることで、総医療費自体が抑えられると思っています。

(3)そのためにも環境は大切なので、国の政策の最優先に考えていただきたい。そもそも
  健康に暮らせないような環境下では、医療費が膨らむのは当然のことでしょう。さいわい
  富山県は豊かな水と海と山里に恵まれていますので、まずこれを守っていただきたい。

(4)次いで、健康は単なる肉体だけのことではなく、人々の暮らしに大きな不安や懸念が
  あっては成り立たないので、原子力政策の推進や再軍備には反対して阻止していただきたい。
  どちらも政府による住民管理であり、幸せを求める人々の生活を不安化するものです。

(5)今の政府は、憲法の理念を破るような戦争への準備を進め、同時に危険きわまりない原発
  を、この狭い地震国に55基も作ってしまって、さらに危険な再処理工場まで作りました。
  自民党はおろか民主党内でさえ、改憲再軍備原発推進を唱える人がいることを憂えます。

(6)森田さんには、政党人としてより市民の声を国に伝える人として期待していますので、
  このような市民との対話を大切にして、市民活動の延長としての政治を考えていただきたい。
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この文書は、森田さん宛に書いてありますが、村井さんにも共通の課題だと思います。
そもそも村井さんは、環境委員会委員と厚生労働委員会委員をされているので、
ご自分から、環境税排出権取引の話をされていました事を、心強く思いました。
僕が国の政策に望むのは、主に環境と平和にまつわることなので、共通項があるわけです。
毎月やってもいいとの許諾を、市民側から2ヶ月に一回にしてもらったのは残念だけど、
まずはパイプが出来たのですから、これを活かしていくしかないでしょう。