「エンド・オブ・サバービア」

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7月7日の東京平和映画祭に参加したときに、
特に気になる映画があったので、DVDを買ってきました。
それがこの「エンド・オブ・サバービア」なんですが、
たまたま石垣島の友人に見せたら、上映会をすることになり、
地元の八重山新聞に、映画の紹介記事を書きました。
今回は感想と言うよりも、この映画の案内として、
八重山毎日新聞7月30日(4面)の記事を転載しておきます。


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~ 「エンド・オブ・サバービア」上映会のお誘い ~
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 皆さんは、ピークオイルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 現在世界で最も関心の高い問題であり、世界中で起きている多くの紛争も
無関係ではない。地球温暖化といった環境問題にアメリカが積極的でない
理由は、いずれこのピークオイルが来るからだとも考えられるのです。
そのピークオイルとは、石油産出量がすでに限界にきており、あと数年後には
供給が需要に追いつかなくなって世界中で化石燃料の奪い合いがおこり、
さらに後には、奪い合うオイルもなくなってしまうというものです。

 それでは、この化石燃料がなくなるとわたしたちの生活はどうなるのか?
 それを明らかにして、新しい時代への価値転換を示唆するのがこの映画
「エンド・オブ・サバービア」なのです。
 今月7日の東京平和映画祭に上映されて大きな関心を集めたこの映画の上映会を
明日31日(火)夜8時から、カフェ・タニファにおいて行います。これからの
新しい時代の在り方を考えに来てみませんか?

 サバービアとは大量の化石燃料を消費することによって成り立ったアメリカ・
スタイルの郊外型消費文化であり、戦後の60年間をその価値観に習った日本の
今の文化は、まさしくサバービアそのものかもしれません。
 この石垣島でも、今や大量の物資が遠方から輸送され、私たちは車を乗り回す
ことで快適な暮らしをしているわけですが、こうした文化は大量の化石燃料
消費することによってしか成り立たないのです。
 そして数年の後にはオイルピークとなり、やがてオイルの大量消費が不可能な
時代を迎えるにあたって、問題の本質を知っておくのは大切だと思います。
皆さんの参加をお待ちしています。

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集まった20人ほどの人たちは、とても熱心に見てくださって、
上映後に熱心に話しかけてくださる人もありました。

内容の予告編(↓)が YouTube で見られるので、関心のある人は覗いてみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=qHr8OzaloLM
(※予告編は英語版のみで、上映版には字幕スーパーが付いています。)