はつらつ学びのリーダー育成セミナー

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主催者である富山県生涯学習カレッジが、お役所なのか民間なのか、
最近流行のどっち付かずの第三者機関なのかは知りませんが、
名前を聞いただけで、お役所仕事の古い匂いが漂ってくるのは何でしょう?
とは言え、せっかく富山県で蓄積された生涯学習の流れを知りたくて、
ほぼ一年間、月一に実施されるこのセミナーを受けることにしました。

昨日その第一回目があったのですが、予想以上に面白かったですね!
実は何日か前に電話があって、自主的な持ち回りで役割分担したいと言われ、
アイウエオ順で、僕には当日の記録係か司会をして欲しいと頼まれました。
記録係となれば、後日まで何かと大変そうだと思って司会にしました。
その司会の打合せで、30分前に教育文化会館へ出向いたのですが、
その場で司会原稿と講師先生の略歴を渡されて、じぶんでアレンジです。

さいわい何度か司会の経験はあるし、先日もきくちゆみさんのイベントで、
無事に司会を終えた経験もあったので、なんとか順調にさばけた気はします。
そのセミナーの中で、20分ほど学長からこのカレッジの解説があり、
ここで僕が今までたくさん読んできた県民カレッジ叢書などが、
この団体からの出版物だったと知って、あらためて繋がりを感じました。
三年前には、こんな企画は誰がしているんだろうと思っていた場所に、
今は図らずも自分が参加しようとしているなんて、なんだか不思議ですね!

ほとんど原稿を丸読みするような司会でしたが、なんとか講師を紹介して、
そのあとはしっかり一人の受講生として、佐藤邦子講師の話も聞けました。
これは単なる講演ではなく、ワークショップ・セミナーのようなもので、
これから市民活動のリーダーになろうとする人に、人間関係をどう築くかを、
具体的なワークショップで実体験してもらおうとするものです。
この先生のソフトな語り口と、人の心を掴む手順は参考になりそうです。
写真はたまたまお話の最後に撮ったものですが、バックの一言がイイですね!

「会場に入ったときは小難しい顔をしていた皆さんが今は優しい顔をしている」
なんてコメントが、司会の最後で出てきたのも、講師のおかげだと思います。
このセミナー、僕は次回の7月講座は富山にいないので参加できませんが、
なんとか一年頑張って続けて、先達が残してくれたものを活かしたい。
司会の役目を終えて、車で1時間かかる帰路の中で、そんなことを考えました。