みんな繋がっている

明後日4月30日は、高岡ウイングウイングの会議室で、
きくちゆみさん講演会+プラス」を開催します。
ゆみさんは、知る人ぞ知る日本の代表的な平和活動家ですが、
僕が彼女に信頼を寄せる理由は、単なる平和活動にではなく、
自らの生活を含めた、環境問題に対する取り組みによるのです。

具体的な姿として、千葉の山奥に住んで自給自足を試み、
僕らには真似できないような忙しいスケジュールの中でも、
家族を大切にして、みんなで同じ思いを生きていらっしゃる。
僕は自分勝手にしか生きられなくて、家庭は持ちませんが、
ゆみさんと玄さんのような家庭なら、持ってみたかったですね。

さてその、きくちゆみさんを通した繋がりは多いのですが、
最初は見えていなかった繋がりが、今徐々に出ていて面白い。
元々は、ゆみさんが東京平和映画祭を企画開催したことで、
僕がその前から参加していた日本自立プロジェクトと繋がり、
砺波で活動していた、まみあなに来てもらったことで知り合う。
そこで「テロリストは誰?」を知り、911事件に疑問を持つ。

実はこの同じ時期に、てんつくマンもまみあなへ来たので、
夜寝る前に、一緒に「テロリストは誰?」を見て話をしました。
それが縁で、先日は福野でのイベントも手伝ったのですが、
同じように遠い繋がりから近づいてきたのが、熊森協会です。
僕がこのブログを始める前に開いていたホームページでは、
リンクを張っていた団体の一つに、日本熊森協会がありました。

そのきっかけになった子どもたちの活動紹介に対して、
ゆみさんも感動して、今は自ら熊森協会を紹介されています。
そして僕が活動拠点にしている「ぴ~すフイルムネット」は、
現在は、日本熊森協会の会員でもある奥野さんが代表なのです。
さらには僕が環境問題では田中優さん、原発では鎌仲ひとみさん、
と信頼している人たちが、最近は一緒に活動されている。

ガイアシンフォニーのきっかけになったガイア理論の提唱者、
ラブロックは、原子力の平和利用を唱えてはいるのですが、
環境保護団体グリーンピースが、公開質問状で疑問を出している。
さらには、いずれ大きく扱われざるを得ないおカネの問題を、
日本で初めて検討された小院瀬見に、まみあなの満理さんが移住。
こうした繋がりの顕在化こそ、新しい時代の始まりを示している。

ワンネスという言葉は、地球村のMMから学んだのですが、
僕の周りには言葉ではなく、現実としてのワンネスが存在する。
すべては繋がっている、その繋がりがようやく見えてきて、
新しい世界は、ゆっくりとその姿を見せ始めている気がします。
その要は池田晶子さんが「善く生きる」と教えてくれました。