地域雑誌「自由空間」準備会

富山県内呉東方面で、映画の自主上映などをされている、
シネ・ラ・セット21の大島さんから、呼びかけがあって、
地域雑誌「自由空間」を作ろうという話が進んでいます。
記事を書いたり、内容の話し合いをするのは協力出来るので、
そう伝えておいたら、顔合わせをしたいと連絡がありました。
ネット上での遣り取りはいいけど、富山まではあまり行けない。
そう伝えた上で、今回はやむなく富山まで行って来ました。

で、賛同者9人のうち、今回集まったのは5人だけでした。
知らない人もいたので、顔合わせにも意味があるとは思うけど、
去年から砺波の拠点が無くなって、あちこち出掛けていると、
富山市へ行って会合に参加する、往復2時間とガソリン代が、
僕にはどうにも、もったいないと思われてしょうがないのです。
しかもこうして参加してしまうと、次回行かない場合に、
やる気を無くしているように思われるのも心外です。

このところ僕が参加している会合はたくさんあって、
今回の「きくちゆみさん講演会+プラス」の実行委員会のほか、
憲法懇談会」「ガイアシンフォニー実行委員会」など、
富山と高岡を会わせて、6つの会合があって、全部は行けない。
それでなくても、車での外出は少しでも控えたいと思うから、
身近な南砺市での市民活動を広げる講座まで、企画したのです。
したがって、ずべての会合には、出席が難しいスタンスです。

大島さんは、それなら井波か小矢部でやりましょうと言うけど、
僕は自分が楽ならいいと思っているわけではないのです。
誰であれ、広い範囲を車で走り回らなければ実現できないことは、
それ自体を、なるべく控えたいと常々思っているのです。
その上で、すでにこれだけネット社会が広がっている中での、
雑誌の発刊にどれだけの意味があるのか?需要があるのか?
採算の見通しがないまま発刊して、どんなメリットがあるのか?

一通り意見交換した上で、それでも大島さんはやりたいのです。
既存のマスコミに対する、別の視点を問いたいとおっしゃるから、
どこまで出来るかわからないながらも、その心意気に共感して、
まずは発刊する方向で、協力をすることになりました。
言論の自由というのは、多数派の発言を伝えればいいわけではなく、
少数派の優れた意見を採り上げてこそのジャーナリズムなのです。
それがどこまで出来るか、協力してみてもいいと思うのです。

まあ、あまりムキにならずに、無理せず出来ることだけ、
それでもしっかり、こころざしを持って手伝いましょう。