苗床作り

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今年も稲作の苗作りが近づいて、苗床作りをしてきました。
僕らの苗は、田んぼの中に苗床を作り、種を撒いて育てます。
この田んぼでの自然農の稲作りは、今年で5年目になりますが、
それまで長い間、農薬付けの田んぼだった場所なので、
今現在土が生きているのは、表面の数センチでしょうか。
すぐその下は固い粘土質の土なので、スコップで掘り起こすと、
そのままブロックとして積み上げられそうな固さです。

時々地下に穴が空いているのは、モグラでしょうか?
何年か前に、まみあなの猫が捕まえてきたモグラを受け取って、
手のひらに乗せたら、かわいい感じだったのを思い出します。
モグラの爪も、もっと強力なものかと思ったらそうでもなくて、
手のひらにこそばゆい感じでしかなかったんですよ!
あんな爪で土の中に穴を掘って暮らすなんて、感動ものです。
人間だって、もっといろんな事ができるはずだと思いました。

草の生えた表面をクワで削って、その下の土を平にして、
周囲に排水とモグラ除けの溝を掘ったら、苗床準備完了です。
そこに種籾を均等に振りまいて、一粒づつ間隔を修正して、
その上になるべくきれいな覆土を5~6ミリ被せて出来上がり、
スズメに種籾を取られないように、カンレイシャを被せます。
これで今月中には芽が出て、5月下旬には田植えができる。
自然農の場合は、若干育ちが遅いので、6月上旬の田植えかな?

時々青空が覗くような、気持ちのいい午後の作業でしたが、
実は途中から胃に嫌悪感があり、少し体調が悪くなりました。
それでも4時頃まで作業して、火曜特売で買い物をして帰宅したら、
妙な胃のむかつきで、なんだか気分がすぐれないんですね。
腹筋に無理を掛けるほどの作業でもなかったはずなので、
どうしてかと考えたら、たしか誰かが周囲で除草剤を撒いていた。
遠くに見えたので気にしていなかったのですが・・・・