アホ国民と経済格差

一年前には、
この国の借金が700兆円になると大騒ぎしていたけど、
この一年間でさらにふくれあがって850兆円を超えた。
利子だけで、毎分一億円以上になる。
さらに市町村合併などで地方自治体が借金を許されたので、
そうした借金を合わせるとやがて1000兆円になるだろう。

それでも公共事業の拡大を望む声があって、
建設業界はそれがないと会社が潰れると言って騒いでいる。
はっきり言って、そんな会社は早く仕事を変えた方がいい。
このうえ借金を増やして公共事業をやっても、
1000兆円債権の利子を受け取る人以外は、
いずれ経済格差でワーキングプアーになるだけだ。

膨大な借金の債権者側で金融経済を食い物にする人以外、
今やお金だけで暮らす生活は破綻している。
なにしろ国が率先してそのような国造りをしたのだし、
国民がそうした政治家を選挙で選んだのだから仕方がない。
この膨大な借金の前で多数の人は貧乏人だと知るべきだろう。
働かないと食えない人は働いても食えなくなる?

それでも人間たるもの、いつだって考え方次第なのだ。
お金に頼って生きることをやめてしまえばいい。
そもそも昔はお金などなくたって生きていたではないか。
そのために作物を育てる豊かな土地と水と太陽とを守ろう。
穏やかな生活を壊す公共事業や戦争は少ない方がいい。
政治家にそれ以上のものは期待していない。