稲架を組む

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来年同じ田畑を使えるかどうかは、まだわかりませんが、
今年もみんなで、稲干しようの稲架を組み立てました。
初年度は10段干しにしましたが、今は9段で使っています。
周辺の農家の田んぼは、もうすっかり稲刈りも進んで、
すでにきれいさっぱり稲のない風景が広がっている中で、
僕らの自然農はほぼ一ヶ月遅れで今週から本格的な稲刈りです。

僕の小さな2区画のうち、早稲はすでに刈り取りを終わり、
みんなが稲刈りの頃に脱稿、籾すりが出来るでしょう。
いよいよ手作り自然米が食べられる季節になります。
米作りは、野菜作りとは違う大きな安心感をもたらします。
安定して自給自足が出来るようになるといいのになあ!
毎年稲架の組み立ても慣れて早くなってきました。
今年は参加人数も多く、午前中の2時間半で完成です。

畑の方は、キュウリやナスの夏野菜が終わっていますが、
ツルマメ類はまだ盛んに実を付けて、この日も収穫できました。
苗をもらって植えた甘瓜も、今頃になって実を膨らませています。
トウモロコシが原因不明のまま刈れてしまったのが残念だけど、
このあとも、サツマイモや里芋、人参などの収穫があって、
あらたに白菜や大根、コカブも植えてあります。

富山県は豊かな日本の中でも優れて豊かな地域です。
でもそれはお金勘定される収入や資産によるのではなく、
この土地の自然、豊かな山や海に囲まれた豊かさが基本です。
ところがこの富山県でも、あるいは豊かな地域だからこそ、
人々は生涯を通してお金を稼ぐことに一生懸命で、
豊かな割に、生活を楽しむ人が少ないのが気に掛かります。
ハサ掛けの風景だって、遊び心の心意気なんですよ~♪