チカラくんの送別会

4年前にまみあなで自然農を始めて以来、
なにかと農作業のことを教えてもらいながら、
一緒に田畑をやって来たチカラくんが、
この4月から郷里の新潟に帰って、
営農組合の仕事をすることになったので、
昨日はみんなで彼の送別会をやった。

日中だけ顔を出した人と夜だけ来た人、
みんな合わせて30人くらい集まってくれた。
僕は夕方からしか参加出来なかったけど、
午後には餅つきもやって振る舞われた。
僕が大好きな玄米餅も出来ていたので、
駆けつけ早々まずはそれを食べさせてもらった。

まみあなの集まりが面白いのは、
赤ん坊からお年寄りまで違和感なく集まって、
大きな家族みたいな雰囲気になることだろう。
そうした雰囲気に、チカラくんは良く溶け込む。
人情味があって、自然農への思いも強くて、
何よりも農家の子で農業を好きなのがいい。

農業知識がまったくなかった僕にも、
いろんな事を教えてくれて一緒にやった。
彼は僕より20歳以上年下なのに、
なぜか友達感覚でいられるのも気持ちがいい。
自分の将来を見据えて営農組合を選んでも、
自然農から学んだ心は活かしてくれるだろう。

まみあなのことは忘れないで、
より良い人生を歩んでいってもらいたい。