味噌造り

このところ毎年味噌造りはやっているけど、
いつもグループでばかりやっていたのを、
今年は初めて、自分一人でやってみた。

去年営農組合の放置豆を許可を得て刈り取り、
それを脱穀して取っておいた大豆を使用。
虫食いなどを取り除いた2.5Kgの豆を、
まみあなで借りてきた大鍋に入れて水に浸し、
20時間ほど寝かせてから火にかける。

麹は井波町山下の日吉麹店で2.5Kgを購入、
能登産の粗塩1Kgはシマヤで買っておいた。
大きい容器の中に麹を入れて塩切りをして、
親指と小指で潰せるくらいに柔らかくなった、
大豆はすり鉢の中で磨りつぶしていく。

磨りつぶしの終わった大豆はシートに移し、
全部の大豆が磨りつぶし終わったところで、
塩切りしておいた麹と一気に混ぜていく。
このときかなりの煮汁を使って柔らかくする。
見汁をたっぷり使わないとパサついてしまう。

十分に混ぜ合わせたら保管用の容器に、
少しでも中に空気を残さないように、
力を込めて叩きつけるように詰めていく。
最後に少し残しておいた塩を広げて、
ラップして重しを乗せれば出来上がり。

これで秋には美味しいお味噌が出来るはず。
こうして少しずつ生活を自分の手に取り戻し、
自然な生活に近づければいいと思っている。