広がる人の輪

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北陸平和映画祭の大きな目的の一つは、
普段から様々な活動をしている人たちが、
平和で豊かな助け合い社会を作っていく上で、
垣根を超えた横の繋がりを作るって事でしょう。

富山県のお役所は、「平和」イベントと聞くだけで、
拒否反応に近い不信感があるようだけど、
実は多くの一般市民もそうなのだと思う。
その原因を追及するのも必要かもしれないけど、
僕はそれより、どこで繋がれるかを模索したい。

先日青年海外協力隊富山県OB会の催しに参加して、
「ザ・コーポレーション」を見ると同時に、
ジャマイカから帰国した隊員の発表を聞きました。
その発表はとてもわかりやすくていいものだったので、
終わった後で発表者に声を掛けて話をしたら、
映画祭のスタッフとして参加してくれることになった。

また翌日は、映画会スタッフの人と一緒に県議会へ行き、
高岡、氷見、新湊の県会議員に紹介していただいた。
また僕自身の工夫として「平和の祈り」を材料に、
週末の駅地下などでストリート・ミュージシャンに、
この曲を弾いてもらえないかと考えたりしている。
それが映画祭の広がりにも繋がるでしょう。

自分のテリトリーを小さく閉じこめないで、
マネーに縛られて管理される社会ではなく、
自由にのびのびと生きられる豊かな社会を目指す、
そのために必要な助け合いをするための、
ゆるやかなネットワークを育てたいと思うのです。