ホタルの里を目指す地区

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まみあなの仲間で、ビオトープをやっている人が、
氷見市の過疎地区となっている山里の一角で、
放棄されつつある棚田を有効利用しないかと言う。
どんな場所か気になったので、何人かで見に行った。

富山県としては温暖な氷見市の山間にあって、
この地区は一つの川の支流のどんずまりにある。
したがって通り過ぎるだけの車は通らない。
水源となる上流や山方には生活者がいない。
静かでおだやかな地区であり、温泉もある。
しかも何年も前からホタルの里にしたいと考えて、
道路脇の側溝はコンクリートのU字溝にしていない。
つまりは家の前の水路でホタルの繁殖が見られる。

こんな場所はもうなかなか見つからないだろう。
しかも僕らが使わせてもらえそうな棚田は、
三方を山に囲まれているので、農薬は飛んでこない、
ある程度草をそのままにしていても苦情はこない。
こんなに条件のいい場所はそう多くないだろう。
問題は、井波から通うには遠すぎることだけど、
すでに空き家になっている家もあるようなので、
うまくすれば安く使わせてもらえるだろう。

さて、とりあえず今日は話を聞いてきたわけで、
これだけの話から、参加してみたい人を募ってみる。
遠方なら遠方で、近ければ近いで、何かはできる。
まずはこうした環境が好きな人を募りたい。

(※写真は家の前の側溝のようす)