恋は不思議・・・

多くの男性は、なぜ若い女性を好むのか？
１０代後半から、２０代初めの女性だけが、
桃に含まれるのと似た、良い香りを出すとか。
多くの子を産んでもらうには、少しでも若い方が、
可能性が高いからとか、いろいろ言われます。

だけどそれは、すべての人が同じではないし、
百人百様と言われるように、違っていて良いこと。
「人の恋路を邪魔するやつは、
　　　　　　　　馬に蹴られて死んじまえ」
なんて言い回しがあるように、人それぞれだし、
恋は古来から、大切にされてきたのです。

だけど同じように、特に日本人においては、
決まったパターンで、人を見る風潮もあります。
男女ともに、結婚適齢期というものがあって、
やっぱり女性は若いほうが、適齢期とされている。
しかし実際には、そう都合良くいきません。

若い女性と結婚したって、現代の家族は、
多くの子を持たないのだから、これは関係ない。
あえて言えば、新鮮さや初もの好きな文化なので、
それが理由かと思えば、熟成したものも好きである。
なぜ若い女性が良いと思うのか、不思議です。

そう言う僕は、３１歳年下の女性と結婚しており、
おまえはどうなのか？、と言われればYesと答える。
つまり僕は、若いときから年下の女性が好きで、
年上の女性と恋愛関係になることは、なかったです。
鶏頭竜尾じゃないけど、人の後に付いていくより、
自分の思うように、生きていたかったのです。

若い頃に結婚したくなかったのも、結婚すれば、
様々な型に填められると感じて、それがいやだった。
恋愛は何度もしながら、結婚は避けていたはずが、
やるだけのことをやって、結婚も良いかなと思った。
それが僕の適齢期で、すでに５０歳を過ぎていました。

それから何度か恋をしましたが、うまくいかずに、
終わりかなと思ったとき、彼女と知り合ったのです。
我ながら不思議な縁と思うけど、巡り会った以上、
大切に守り育てていく、それが僕の流儀です。