「頭のいい子に育てる おはなし366」

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PHP研究所編集で、主婦の友社から出ている、
「頭のいい子に育てる おはなし366」は、
書店で見かけて購入したのが、3年近く前でした。
姫が言葉を話すようになって、絵本が好きでしたから、
毎週図書館から、何冊も借りて読み聞かせていた。
だけど忙しかったりすると、借りてこられないので、
そんなときは、同じ本を何回も読みました。

だけどせっかく話しが好きで、読むと喜ぶので、
毎晩読み聞かせるのに、何かいい本はないかと探し、
手に取って選んだのが、この本だったのです。
これ一冊で、一年間読み聞かせが出来るだけでなく、
日本と世界の童話や民話が、興味深く網羅されえおり、
読む方も飽きが来ないし、ちょうどいいと思ったのです。
実際に使ってみると、とても重宝するものでした。

この本の編集には、6つの特徴があります。
(1)短い時間で、親子の豊かなひとときを。
(2)心はもちろん、知と脳を育む。
(3)想像力を伸ばす、オールカラーの挿絵。
(4)成長に合わせて、長く読み継げる宝物。
(5)読み聞かせのヒントになるポイント。
(6)1日1枚、読んだよシール。

内容の興味深さは、本を選んだ時点で分かっており、
実際に読み聞かせながら、自分も楽しんでいたのですが、
本を読んでから気付いたことも、いくつかあります。
例えばオールカラーの、絵の重要性は想像以上で、
姫は読み聞かせるときに、覗き込んで絵を見ていました。
小さい子は絵が無いと、話しだけでは分からなくて、
たった1枚の挿絵が、まだ見ぬ世界を広げていたのです。

そしてもう一つ、「読んだよシール」の存在も、
僕が考える以上に、子どもには意味あるもののようで、
読み聞かせた後のシール貼りを、楽しみにしていました。
本を読めない日もあり、一度に何ページも読んだり、
予定通りではなかったのですが、もう全部読みました。
三年近く経った本は、だいぶボロボロになったのに、
今でも時々引っ張り出して、気に入った話を読んでいます。

最初の頃は、まったく文字が読めませんでしたが、
今ではひらがなだけは、自分で読めるようになったので、
一人で読んでいるときも、ときにはあります。
毎日の暮らしでは、DVDやアニメが大好きですが、
その中でちょっぴりは、本の楽しみだって知っている。
もうすぐ小学生になる姫に、生涯の宝物になる、
そんな気がする、とてもステキな本でした。