いつかは老いる・・・

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60を過ぎた頃から、身体の具合は以前と違って、
病気でなくても、身体のあちこちが不自由になりました。
その典型的な事象が、身体がダメージに遭ったときで、
その時はなんとか熟して、大丈夫なつもりでいるのですが、
翌日になってから、具合が悪くなってくるというもの。

翌日ならまだしも、翌々日になって具合が悪くなると、
何で具合が悪いのかも、分からなかったりするから困ります。
当日は何もしていないのに、前日や前々日に無理をして、
その後も疲れを知らずに、働いていたりすると最悪でしょう。
ダメージは深く、なかなか快復してはくれないのです。

さらに高齢者ともなれば、身体のあちこちにガタがきて、
どこか具合の悪いのが、通常の状態となっていたりします。
僕も例外ではないので、足の先から頭のてっぺんまで、
至るところに不調なところがあって、どうにも快復しない。
病院へ行くほど悪くないけど、満身創痍とも言える。

足から言えば右足の膝が、胡座をかくとキツい気がするし、
少し無理をすれば、足の裏が筋違えのような感覚になる。
そして5本ある指の中3本だけが、血流が悪いような感じで、
しびれたり、感覚が鈍くなったりしているのに気付く。
自覚しながら、自分でマッサージとかしています。

右お尻の中には、触っても分かるほどの強い部分があるし、
若い頃からの疣痔は、一度手術しているけど一向に治らない。
大腸ポリープなど、調べれば当たり前にあるだろうし、
肝臓の具合だって、いくらか肥満しているのが外から分かる。
若い頃はきれいだった肌も、今ではくたびれて弾力がない。

過去に2回患った肺は、気管支と連動して咳き込むし、
ちょっと空咳が出ると、肺炎が心配になってくる。
心臓の具合だって、肋間神経痛ってことにしているけど、
くたびれていることは確かだし、めまいがすることもある。
時々咳き込んだりするのも、何が原因かも分からない。

視力が落ちているのも、どうにもならないことだし、
鼻の調子も慢性的に良くないし、たまには頭痛もします。
口の中の歯並びは、少しずつ歯が減ってしまっているから、
この先どうなるか、あまり考えたくもない状態です。
何年か先には、部分入れ歯ってことになるのかな?

今のところは惚けていないけど、あと10年もすれば、
様々なことを忘れて、何が何だか分からなくなるのかも。
髪もだいぶ白くなってきたし、手の皮膚の張りもなくなって、
これが老いるってことなのかな、って考えながらも、
まだ生きているって事を、しっかり味わっていたいと思う。

そしてまだ若い人たちよ、せっかく産まれて生きて、
恋もしない人なんて、あまりにももったいないでしょう。
精一杯背伸びしてでも、あなたが思う最高の人に恋をして、
その思いを遂げられるように努力する、そんな喜びを、
放棄することなく、演じきって欲しいと思います。