ドキュメンタリー映画「種子」上映会・ご案内

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朝のNHK連ドラ「まんぷく」でも、何度も言っているように、
人間は食べることが基本で、生きるとは食べることをベースにします。
そして食べるためには、作物を育てて採取することが必要で、
そうした作業こそが、人が生きていくための基本とも言えるのです。
ところが現代では、この基本的な作業に大きな危惧が生じている。

世界的なグローバル企業となった、いつかの多国籍企業によって、
作物の種子が独占され、農民は自由に作物を育てられなくなっている。
遺伝子組み換えなどの作物が開発され、その作物の種子が自然交配しても、
特許登録された遺伝子構造によって、作物は企業のものとなるのです。
これによって多くの国々で、農民が苦しむことになっています。

日本でも昨年に種子法が廃止され、それまで国で保護された種子が、
企業の自由な競争と経済活動に、任せられることになりました。
これにより様々な品種が、企業の専有物となって個人は自由に使えない、
昔ながらの自家採取による種を使うことが、違法行為になるのです。
これでは安心して、農作業を続けることが出来なくなるでしょう。

あわてた生産地では、それぞれの県で独自の条例を作ることで、
作物を守ることを始めていますが、僕らはそれで大丈夫なのかどうか?
種子のことを取り上げて、中南米で起きた事態などを検証している、
ドキュメンタリー映画「種子」を上映して、みんなで考えてみませんか?
と言うことで、今回映画の上映会と意見交換会を行うことにしました。

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日時:2019年3月10日(日曜日) 午後1時半 開場
                 2時から 上映開始
                 3時から 意見交換会

場所:八尾コミュニティセンター 会議室
              (富山市八尾町井田126)
              センター電話=076-454-6555

料金:500円(茶菓付き)※学生無料

主催:富山自然農を学ぶ会
問い合わせ電話:076-458-1035(森自宅)夜間のみ

同時開催:固定種の種交換会
    (交換できる種をお持ちの方はご持参ください)

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