穏やかな大晦日

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昨夜ようやく、年賀状の一部を書き上げて、
今朝は井波郵便局まで、出しに行ってきました。
朝一番の区分けに乗れば、明日の元旦に間に合うか?
と思って、起き抜けに郵便局まで歩いたのです。
この季節の早朝は、さすがに寒いですが気持ちよくて、
人通りのない八日町で、写真も撮ってきました。

今年は典型的な異常気象で、砺波平野も例外ではなく、
冬の大雪から始まって、春の大雨や夏の異常高温。
井波は例年涼しくって、エアコンを付けていないのですが、
この高温がさらに増すのであれば、来年はどうするか。
後手後手の対策よりは、前もって分かっていることくらい、
軌道修正すれば良いと思うけど、世の中はそうではない。

エアコンや車などの、エネルギー消費を減らすなら、
街の作りそのものを、変えていく必要があるでしょう。
昔の人は家を造るときには、夏に涼しいよう風通りを考え、
家の中に風を通すのが、良い家の基本だったと聞きます。
だけど現代では、街全体が暑くなっているので、
外から風を通すより、外気が入り込むのを遮断する。

昔は風に吹かれて涼んでいたのに、風が熱風になって、
さらにエネルギーを使い、エアコンを入れて過ごしている。
当然ながら、これではますます温暖化は進むだろうし、
そうなればまた、更なるエネルギーでエアコンが使われる。
こうなると分かっていたから、食い止めることは出来なくても、
出来れば荷担したくない、と思って省エネを進めてきた。

だけど世の中では、街を涼しくすることなど考えないし、
多くのエネルギーを使うことが、豊かさの指標になっている。
経済を膨らませる政策が持て囃され、相対的貧困が生まれ、
幸せになるのは、人を押しのけて満足する厚顔無恥だけとなる。
お金さえあれば豊かだと思えば、詐欺も犯罪もいとわずに、
ひたすらお金を貯めて、あとは自分だけ涼しく暮らせばいい。

これが現代ってものなら、あまりにも悲しいと思うし、
せめて目指すべき未来は、もっと皆が助け合う社会にしたい。
今はそう願って暮らすところに、人としての希望を見つけ、
それを大切に暮らすことが、僕の生き方になっている。
大元に揺るぎがないから、毎日を知恵と勇気と思いやりで、
楽しく暮らせますように、姫と踊ってはしゃぎます♪