アベノ独裁が民主主義を踏みにじる
日本にとって沖縄は、今でも植民地なのか?
少なくとも自由民主党や、アベノ独裁にとっては、
住民の民意など、知ったこっちゃないのでしょうか。
フランスなど、人々が自ら民主主義を勝ち取った国では、
多くの人が街へ出て民意を示せば、必ず政治家も動く。
それが民主主義の根幹なのに、日本では違うのです。
もともとアメリカの戦略に乗って、戦争を始め、
その結果として、アメリカの言いなりになった日本は、
敗戦から70年が過ぎても、言いなりが続いている。
屈辱的な地位協定は、日本中の県知事が見直しを求めても、
国はまったく聞く耳を持たず、それどころか沖縄では、
民意を無視するかのように、埋め立てを強行する。
すべてはアメリカの言う通りが鉄則で、日本政府は、
アメリカの傀儡政権と同じ、と言えるかもしれません。
アメリカ政府さえ満足させておけば、日本国民の民意など、
無視しても平気、と考えているとしか思われない。
人民を無視して、誰のための国益か知らないけれど、
その国益のためには、沖縄など取るに足らないのでしょうか。
長い歴史の中で、沖縄は何度も住民の民意を蹂躙され、
日本との関係においても、「琉球処分」が為されてきました。
長く琉球王国だった島々を、軍隊で脅して日本に併合した、
1879年の事件が、最初の琉球併合だったわけですが、
敗戦によって米軍統治となり、膨大な基地の島となっていく。
日本に復帰されても、この状態は続いたままなのです。
こうして沖縄を、植民地的に遣り取りする日本政府は、
アメリカから独立するどころか、住民の意思を無視してまで、
基地建設に協力して、今回の暴挙へと続いてきます。
長期安定政権によって、政府や官庁には独裁者の意向が反映され、
民意は無視されて、独裁者の意向だけが忖度の対象となる。
こんな政治を、民主主義と呼ぶことはできないでしょう。
お金さえあれば豊かになれると、間違ったメッセージで、
若い人たちを詐欺に導き、詐欺まがいで景気拡大が続いている。
そこで置き去りにされた何かが、人々の心までを蝕めば、
やがてこの国はゆっくりと、確実に滅んでいくでしょう。
僕らはそうならないように、何を育てていくかを考え、
改めて民主主義の社会を、作り育てていく必要があるのです。