寒くなりました
一週間前の暖かさが嘘のように、先週末から寒くなって、
日曜日には一気に初雪になり、今週は毎日寒い気候になりました。
姫も昨夜は熱を出して、お友達と同じ「手足口病」じゃないか、
と大騒ぎになり、近所のアオキに薬を買いに走りました。
だけどアオキの店員は、もしも「手足口病」の場合は、
風邪薬を飲んでも治らないから、医者へ行くように言います。
どうしたものかと考えましたが、手足や口に症状はないので、
とりあえず一晩様子を見る、と言うことになりました。
この場合に姫の面倒を見るのは、主に僕の役目になって、
僕は姫を抱いて寝ながら、冷たい枕とタオルをあてがいます。
熱が出たときはいつも、ぴったり抱いて身体の熱を押さえ、
頭部には熱が来ないようにして、初期の間に対応するのです。
手足は熱くなっていましたが、発疹は出ていないので、
どちらかと言えば、寒さから来た風邪と判断して熱を取る。
この取り方に関しては、寒くならないで熱を取るために、
健康な人間がぴったりくっついて、平熱に近づけるのが一番良い。
いわば二人一体になって、平熱に近づくコントロールをする、
なるべく自然な感じで、余計な熱を取るという手法です。
こちらは多少無理な体勢になったりするので、楽ではないけど、
薬などで熱を押さえると、身体がダメージを受けるでしょう。
だけどこの方法なら、相手の熱が引けばすぐに分かるし、
それは一時しのぎよりも確実に、快復したことを示してくれます。
水道の水は冷たいので、タオルを濡らして絞るだけでいいし、
氷枕は冷凍庫にあって、いつだってタオルを巻くだけで使える。
そんなわけで、姫は今までもこの方法で風邪を治しており、
今回はお友達が「手足口病」で心配したけど、杞憂だったようです。
朝までにはすっかり熱が引いて、食事も問題なく食べたので、
こども園に行っても問題なかったでしょうが、今日は休ませました。
このまま無事に今年の冬を越せますように、祈るしかないけど、
祈りに不可欠の謙虚さが、現代には失われている気がします。
妻と出会って姫が生まれて、すっかり人生が変った僕ですが、
さすがにもう若くはないので、無理は利きそうにない。
加えて妻は、うまく人と付き合えないところがあるので、
有効求人倍率がどれだけ高くても、正規の仕事は出来そうにない。
お金社会から見れば、まったく将来の見えない暮らしですが、
だからと言って、幸せに生きる希望は失ってはいないのですよ!