生きづらさを感じている君へ。

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毎年夏休みの終わる、この時期は、
子どもの自殺が増える、悲しい季節です。
そうした状況を知った上で、近年では、
生きづらくなった、子どもたちへの、
応援メッセージも、増えているようです。

今日はそんなメッセージの中から、この一つ、
サヘル・ローズさんからの、メッセージを紹介します。
イラン・イラク戦争のあった、1985年生まれの彼女は、
4歳の時に居場所を失い、児童養護施設に行きます。
そして7歳の時に、養母のフローラさんと出会う。

両親も生年月日も名前も分からず、現在の名前は、
当時まだ学生だった、フローラさんが付けてくれたもの。
しかしフローラさんは、ローズさんを養子にすることを、
家族に反対されて、家を出て日本に来ることになる。
それは過酷な生活の始まりで、大変だったようです。

本の学校でもいじめに遭い、がまんの限界となって、
家に帰って自殺しよう、と思って帰宅したとき、
フローラさんも同じように、家に帰って泣いていたのです。

「自分のために全てを捨てて生きた母がこんなに年老いている、
そして自分はその母にまだ何も恩返しができていない。
それなのに“死にたい”と考えて、なんて身勝手なんだ」と思い、
「お母さんを幸せにするために生きたい」と考えたそうです。
人は誰かのために生きようとするときに、強くなれる。

それから高校・大学を出て、声優の専門学校を卒業して、
今のタレント・女優としての道に、つくことができたのです。
そんなサヘル・ローズさんからのメッセージを、
苦しんでいる人へ、紹介しておきます。


サヘル・ローズさんからの、メッセージ
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生きづらさを感じている君へ。
居心地の悪さを感じているアナタへ。

大丈夫、何かをいきなり変える必要はない。
いま心が割れそうなら、
思いっきり泣き叫んでいい。
コップの中の水を捨ててしまっていい。
我慢をして自分を壊すより
自分の中でアナタに語りかけてくれている
小さな君自身を見つけてごらん。

泣きたい時は泣こう。
泣けばいい。思いっきり。

でもね、
ちゃんと最後は涙を拭いて空を見上げてごらん。
空って広いでしょう?
どこまでもどこまでも広い空。

それだけの人々が空の下にはいる。
つまり、人生は今が全てじゃない。

大逆転は何度でも起こせる。

大人になればなるほど人生は面白くなるものです。
中学時代は腐りきってる大人社会を睨んでいた私。

いまではあの時の痛みがいい財産になっています。

無駄な人生なんてない。
意味のない人なんていない。

みんな生まれてくる価値があって
みんな生きる権利を持っているんだ。

隣の芝生は、お隣のもの。

アナタは、
君は、
自分を信じてあげて前を見てごらん。

世の中にはまだ出会っていない
素敵な人で溢れてる。

まだ出会っていない奇跡の出会いを
ちゃんと掴みに行こう。

その一つがアナタと私の出会いかもしれないよ。
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僕はいじめられて育ったわけでは、ありませんが、
社会の常識に逆らって、生き抜いてきた中で、
何度も深い孤独と闘い、今まで生きてきたのです。
その孤独の深さに掛けて、誰かのために生きようとする、
サヘル・ローズさんの心に、限りなく共感するのです。