焼け焦げる大地

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焼け焦げて茶色くなっているのが芝生

昨夜は久しぶりに、かなりの雨が降りましたので、
事態は幾分改善されている、かも知れませんが・・・。
今年の夏の暑さと雨不足で、あちこちの草が枯れ始め、
斜面の芝生などはこの通り、焦げて枯れ始めていました。
台風20号の雨で、ようやく湿った大地ではあるけど、
フェーン現象で、相変わらずの暑さが続いています。

田んぼは用水路から水を入れて、田んぼは水やりをして、
一見すると瑞々しい風景の、南砺市の田畑ではある。
だけどそうした田畑を外れると、草花の植生が変化しており、
いつもの年とは違う草が、蔓延っているように見受けられます。
今のところは、だからどうと言うほどのことはないのですが、
なんだか微妙に不安になるのが、例年とは違うと言うこと。

記録的な豪雪に始まって、記録的な豪雨に記録的な高温、
そして次々に発生してやってくる、台風もあるのです。
自分にできることはやった、と言えるのかどうか?
やっていないことの方が多い、のではないかとも思う。
経済の問題が何か、ようやく分かりかけている程度では、
あまり大きなことも言えないのが、実際のところです。

南砺市はいくらか標高も高く、海岸線ほど高温にならない、
と思っていたら、今週はフェーン現象の影響で暑い。
南砺市高宮では、37.3となって記録を更新しており、
平年値の最高気温29.9度に比べて、8℃近く高いのです。
人間もバテ気味で、この暑さが5年も続いたなら、
僕らの暮らしは、どこかで破綻してしまうかも知れない。

って言うかそんな高温が続けば、遅かれ早かれ人類は、
今までのようには暮らせなくなって、まず文化が破綻する。
そしてエアコンやら車やら、避暑やらをするでしょうが、
科学者が言うように、やがて加速的に温暖化が進むでしょう。
それはいつ頃なのか、僕らには知る術もないけど、
自分が生きている間には、体験したくないものです。