同じアホなら?

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徳島と言えば阿波踊り、と言えるくらいに、
阿波踊りは日本中に知られ、有名な盆踊りです。
その阿波踊りが、累積赤字が膨らんだことで、
今年は総踊りを中止する、と発表されていました。
あれだけ人が集まっていて、なぜ赤字なのか?
と思いますが、徳島市は赤字解消のために中止する。

市の財政も大切ですが、なんで赤字かと思えば、
チケットの販売を巡って、新聞社が買い占めをする。
新聞社だけが儲かって、観光協会徳島市も、
膨大な経費を、尻ぬぐいさせられているらしい?
いや実際のところは、僕らには分からないのですが、
なんであれだけ人が集まって、赤字になるのか?

徳島の阿波踊り以外の、有名どころのお祭りは、
赤字ではないのなら、その違いは何なのか?
そう疑問を感じていると、総踊り中止はおかしい、
と思っていたら、これが振興協会主導で強行された。
考えてみれば、もともと阿波踊りは市民のもので、
行政が仕切ろうとするから、おかしくなる?

迫力ある総踊りの様子は、各種メディアで報じられ、
僕らはあらためて、その魅力を感じてしまいます。
そう言えば何年か前に、徳島で何泊かしたとき、
わずかに余った時間で、市内を散策してみました。
眉山が迫る市内を歩いていると、そこかしこの場所で、
阿波踊りの幻想を感じ、一度は見に来たいと思った。

どうしてそんな大赤字になるのか、工夫が足りない、
主催する団体の知恵が足りない、とも思います。
あるいは特定の団体が、利益を独占しているなら、
みんな平等になる仕組みにすればいい、とも思います。
だけど赤字対策として、総踊りを中止しようなんて、
賢い選択とは思われないし、これは避けて欲しい。

お金が儲かればいいなんて、古い考えではなく、
より多くの人の楽しみのために、協力して欲しい。
主催者全員が赤字になるなら、出費を抑えるとかして、
それでもダメなら、エリア一帯に一括の料金を取り、
最終損益も出資者で、均等に分けることも考えられます。
せっかく日本人の貴重な楽しみを、無くさないで!