餅つき&曳山祭り
昨日はこどもの日でしたが、妻の実家ではお祭りで、
八尾の石黒さん宅では、餅つきも予定されていました。
どちらも参加したかったし、さらに僕自身は、
頼成畑の手入れもしたかったので、大忙しです。
朝は5時前に起きて、頼成畑へ出掛けて草払いをし、
簡単な手入れをしてから、車中弁当を食べながら帰宅。
着替える間もなく、餅つきに必要なものを持って、
城端で姫と妻をピックアップして、八尾に向かいました。
幸いお天気は良くて、下界は暑かったでしょうが、
八尾の山中、石黒さん宅のある大長谷は快適な涼しさでした。
いつものように、久しぶりに顔を見せる人たちが集まり、
近況を知らせ合いながら、わいわいがやがやとおしゃべりです。
僕らは緑玄米(3分精米)餅の他に、大正餅を使って、
ヨモギ入りの餅と、自家製黒大豆入りの餅を作ってみました。
こうした餅は、黒大豆の投入時期とかヨモギの入れ方とか、
細かい注意があって、それは石黒さんの指示に従います。
できた餅は、みんなで大福にしたり決め箱に詰めたりして、
これままたわいわいがやがや、おしゃべりが尽きません。
つきたての餅に、文子さん手作りの山菜料理など、
おいしい手料理が並んで、庭にゴザを敷いて昼食です。
僕は軽く昼寝をして、直射太陽に照らされて暑くなり、
涼しい家の中に転がり込んで、さらにしばらくごろ寝です。
帰りに八尾の町中で、古くからある駄菓子屋に寄り、
約束を守ってご満悦の姫と、家に寄って着替えて城端へ。
いつものように大勢の親戚が集まって、こちらも賑わい、
わいわいがやがやしながら、楽しい時間が過ぎていきました。
姫はいとこやはとこや、お友達と姿を隠して遊んでいて、
おかげで僕は、ゆっくりお酒を飲むことができました。
曳山が回ってくると、家の前でお迎えする椅子に座って、
生まれて初めて、歌の短冊を受け取ったりしました。
礼儀も知らずに不作法なことでしたが、酔っ払っていたので、
そこは無礼講で、面白い体験をすることができました。
最後は妻に車を運転してもらい、姫の寝る時刻に帰宅して、
僕にとっては長い一日が、夢のように過ぎていきました。
家族のためと言いながら、自分も一人ではない楽しみを得た、
これが幸せというものだろう、と実感した一日でした。