市民との情報共有部会

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まちづくり推進会議の様子

南砺市協働のまちづくり推進会議に、今年は4つの部会ができて、
僕はその中で、「市民との情報共有部会」に参加しています。
これは市民の中に、協働の町作りをしようとする意識が根付かない、
と思われる原因を探り、推進会議としての提言をまとめるための部会です。
そもそも僕らの推進会議は、直接行動するよりは議論を深め、
今後の方針などを市長に提言するために、設置されたものではある。

だけど問題意識を持てば持つほど、それを解決するためには、
具体的な行動が必要であるとする考えが、前面に出てくるのも確かです。
そこで協働の意識がどの程度定着しているのか、あるいは定着していないのか、
特に若い人や女性の意見を聞いて、提言の参考にしたいと考えている。
と同時に、そうした人たちと意見交換する中で皆さんの考えを聞き、
何か具体的な動きを作るための、参考になればいいと考えてもいるのです。

そうした考えの基に、幅広い層から意見を聞きたいと考えて、
学校のPTA、地域の婦人会、南砺市の女性会議、あるいは子ども会議、
などに接触しながら、意見交換させていただける相手を求めているところです。
今回はその中から、具体的な日程の合うところに声を掛けてもらったら、
福光中部小学校のPTAが、協力してくださるというので行ってみました。
初めて行く小学校のPTAで、どんな話になるか未知数でしたが・・・

まず冒頭では、なんとで暮らしません課に用意していただいた、
短いパワーポイントを使って、協働のまちづくりの概要を説明しました。
それから具体的な状況をお話しして、ここへ来ることになった事情も話して、
皆さんの率直な意見を伺いたい、と単刀直入に聞いてみたのです。
するとやはり、問題意識のある人たちからいくつもの意見が出てきて、
予定時間を大幅にオーバーしながら、活発な話しをすることができました。

具体的な話しでは、保育園の統合などでなくなった子どもの遊具を、
復活させたいと思う人がいて、これも協働でなんとか道を探る方法とか、
具体的なアイデアがあって、いい方法が見つからないときには、
自治会や市の担当課に話をして、必要な相手と協働で問題解決を図る。
と言った手法なども、紹介することができたのではないか、
今まで前に進めなかった人に、何らかの力づけができたと思います。

4月から手探りで動き出した、市民との情報共有部会ですが、
今回初めて具体的な意見交換をして、手応えはあったように思います。
これから別のPTAや、婦人会の集まりにも寄らせていただき、
市の担当課とも協議して、女性会議や子ども会議にも参加させていただく。
そうして幅広く意見を聞くことそのことが、協働のまちづくりを広めて、
より良い動きを加速させることになる、と考えてもいるのです。