町内3班新年会
地縁の組織で、一番小さいのが班ですが、
昨日は僕を含む3班の、新年会がありました。
下新町の3区は、5つの班に分かれており、
その3班は、10軒の家から成り立っています。
この10軒が、隣近所ということになり、
冠婚葬祭でも、いろいろお世話になります。
いわば家族構成から、何を生業にしているか、
どんな暮らしぶりかまで、わかっている家族です。
僕が子どもの頃には、家族の付き合いが親密で、
それこそ道具の貸し借りから、やっていたと思う。
最近では皆さん裕福で、付き合いは減っており、
こうして何かあれば、声を掛け合う程度でしょう。
それでもこのご近所が、家族以外では一番身近で、
毎日顔を合わせて、暮らしているのは事実です。
この関係が良くないと、生活はぎすぎすしてしまい、
どこかへ逃げ出したくなる、かも知れません。
幸いに僕らの班は、10軒の家族ともに仲が良く、
何でも話せる関係なのが、何よりも有り難い。
そんな10軒の中でも、高齢で一人暮らしが、
3軒になっており、高齢化は確実に進んでいる。
その中の一人は、昨日の新年会も体調不良で、
欠席されていたのが、心配ではありますが。
幸い子どもの数も多く、未成年の子が7人いて、
その内3人は、新年会にも参加していました。
これからどんな時代になるか、わかりませんが、
ご近所づきあいは、いつだって大切に変わりない。
政治的なことや経済的なことは、関わりなく、
なるべくお互いを認め合い、受け入れて暮らす。
これが一つの智恵のようなもの、と考えて、
難しい話はしないのも、良いことと思う。