へんてこなダイコン
豊作の今年は、ダイコンもよく実っていますが、
さすがに珍しい、へんてこなダイコンがありました。
この写真で左から2番目を、見ていただくと、
不思議ですねえ・・・、どうやって育ったのか。
このダイコンは植えたのではなく、いつかこぼれ種から、
自然に育って大きくなって、こんな形で収穫しました。
ダイコンだって自由に育てば、いろんな形になる?
と言うわけではないでしょうが、やっぱり不思議な形です。
地面の中で、こんな形に育つとは思われないし、
草深い場所で大きくなったので、草の中を地中と思い、
その割には抵抗がないので、こんな形に育ってしまったか。
面白いので、こども園に持って行って見せました。
今年植えたダイコンは3種類で、右から源助ダイコン、
総太りダイコン、そして中央の紅芯ダイコンだけ。
だけど去年植えたダイコンが、花になって種を落として、
畑のあちこちに出てきていた内の一つが、このダイコンです。
遅太りの場合は、スが入ったりして美味しくありませんが、
今回のは遅太りではなく、適切な時期に育ったものです。
二股に分かれて、面白い形になることはよくありますが、
こんなへんてこ形に、一回転したものは初めてです。
それにしてもダイコンがたくさんあると、嬉しいですね。
豆腐のおろし煮にしたり、うどんや焼き魚に添えたり、
もちろんおでんや煮物、美味しいものばかりが思い浮かびます。
もう寒くなってきたので、暖かいものが良いですね。
形はへんてこでも、味は悪くないようですから、
見掛けの格好ばかり良くて、内容の粗悪なものとは違う。
いくら見栄えが良くても、内容のお粗末なものは、
商品であれ人間であれ、もうたくさんだなあと思う。
人間にとって品物にとって、質が良いとはどんなことか、
このダイコンを見ながら、もう一度考えてみたいです。