動物園
ファミリーパークの、動物園に行ってきました。
今までにも3度、姫を連れてファミリーパークへ、
行ってはいますが、動物園に入るのは今回が初めてです。
ここには有料の動物園の他に、無料エリアがあって、
遊園地やアスレチックがあり、それだけで楽しめます。
お金が好きではない僕は、最初に無料エリアへ行き、
ボートに乗ったり、遊園地の乗り物に乗ったりしていました。
それでもいつかは動物園にも入りたい、と思っていながら、
昨日までは無料エリアで、楽しく遊んでいたのです。
そして昨日は、白山ホワイトロードへ行く予定をしていたら、
姫が動物園に行きたいと言い出して、急遽予定変更です。
先週までは、ここしばらく収穫作業が忙しかったので、
あまり姫の相手が出来なかったから、今回は姫が主役です。
子育ての達人からは、僕らは子どもに構い過ぎる、
と言われたりもしますが、僕らは典型的な核家族なので、
お互いの孤独を癒やすのは、両親と姫しかいません。
たった3人の家族で、お互いのことを思っていれば、
構い過ぎになるのは、致し方のないことでしょう。
寂しい思いをさせるよりは、構い過ぎで良いと思うし、
妻は姫との付き合いに、自信がなかったりするので、
必然的に僕が、積極的に関わることになっているのです。
子育ては母親の専売特許ではない、と言われながら、
日本の父親は、今でもあまり育児に関わらないと聞きます。
人生における子育ては、かけがえのない魅力的な時間で、
こんなチャンスを逃している男性は、かわいそうな気がする。
だけど社会通念において、男性は経済に縛られており、
家庭生活など、付け足しのようになっているのが実情です。
人間の愛情として、もっとも根源的な家族愛こそ、
あらゆる人生の喜びの、基礎になるものだと思うのです。
家族を大切に出来ないで、どんなに収入が多かろうと、
いかに立派な肩書きを持っていようと、何の価値もない。
人間には愛があるから、他の何者とも違うのです。
甘いだけではいけないと思うから、呵るところは呵って、
だけど楽しむべき所は、一緒になって楽しみの手伝いをする。
姫の世界に入り込んでは、その手助けなどをして楽しみ、
モルモットを抱いたり、キリンに餌をあげたり、
ライオンとガオ顔比べをしたり、ペンギンと踊ったり。
人に迷惑を掛けないこと、何でもすぐに欲しがらないこと、
お金に頼りすぎないこと、そして楽しめることは何でも楽しむ。
大人でもそうすべきと思うことを、姫にも求めながら、
それが子育てと思い、一人一人の人間として相対するのです。
うまくいっているのかどうかは、神のみぞ知ることで、
僕は僕のやるべきと思うことを、姫に対してもやっていく。
けっこう厳しいことも言ったし、何も買ってあげなかったし、
それでも一緒になって、いろんな世界を楽しみました。
家に帰ってしばらくしてから、姫から手紙をもらったので、
何だろうと思ったら、小さな紙をあしらったカードに、
「おとうさんありがとう、だいすきだよ」ってありました。