欲しくもないものばかり・・・

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買い物は、あまり好きではないので、
普段は週に2回、食料日用品を買いに行きます。
たいがい一度は、火曜日特売のAPITAで、
もう一度は、基本的に値段が安いSIMAYAです。
田畑で取れる食材は、基本的には自給ですが、
自給できないものは、買うしかありません。

大型のスーパーは、砺波市内に多いので、
まとめ買いは、そこまで行くことが慣例です。
初めて大型スーパーへ、行った頃には、
商品の多さに目移りがして、凄いと思いました。
だけど見慣れてくるに従って、内容を吟味すると、
欲しくもないものばかりが、大量に並んでいる。

防腐剤や保存料や、タンパク加水分解物など、
身体に取り入れたくないものの、オンパレードです。
例えば醤油一つを取り上げても、添加物のない、
大豆と小麦と食塩だけのものは、APITAにはありません。
辛うじてSIMAYAには、サンビシのものがあって、
これだけが僕にも買える、比較的安価なものです。

豆腐なども、膨張剤の入らないものは少なく、
それらはたいてい高価なので、なかなか買えない。
っていうか、値段が高いものでさえ添加物があって、
何を安心材料にすれば良いか、わからないのです。
大量に並べられた牛乳は、ほぼ高温煮沸されたもので、
低温殺菌のものは、なかなか手に入りません。

洗剤にしても、環境のことを考えるなら、
合成界面活性剤、防腐剤、漂白剤などはいらない。
と思って商品棚を見れば、欲しい商品はほとんどなくて、
何を買えば良いのか、途方に暮れてしまいます。
世の中健康ブームとか言いますが、こんな食糧事情で、
どこの誰が、どんな風に健康なのか疑わしい。

それでも今は経済価値が先行する、特異な時代で、
世の中には、お金と商品に満ち溢れています。
生活が豊かになったかと言えば、実に危ういのですが、
合理化による数値は上昇して、豊かなことになっている。
世の中の価値観が、おかしくなっていると思うのは、
僕だけではないはず、と思っているのですが・・・