寺子も脱穀
これで残る作業は、籾摺りだけとなります。
籾摺りだけは、さすがに手作業は難しいので、
ミニダップという、電動の家庭用籾摺り機を使います。
子どもたちは逞しく、足踏み脱穀機を交代で踏み、
手回し唐箕も交代で、我先にやりたがって大変でした。
予定の時間が過ぎても、誰も帰りたがる子はいなくて、
10時から12時の予定が、13時近くまで頑張りました。
給食は冷めているかも知れませんが、子どもたちは、
元気いっぱいなので、美味しく食べてくれるでしょう。
幸いお天気は、気持ちの良い秋晴れでしたから、
3年間頑張った年長さんには、良い思い出になるでしょう。
今月中に籾摺りを終えたら、このお米で給食をいただき、
生きていることをありがたく、感謝して食べるのです。
こうしたことは、農家でもなければ体験できない時代ですが、
食べることを生きること、食べ物から命をいただき、
人が生きていくことは、どんな時代でも同じです。
小さな子どもの頃から、感謝する心を養いたいですね。
僕は今日は、エゴマ、アマランサス、モチキビの唐箕掛けで、
この他にモチアワを唐箕掛けして、雑穀の処理は終わり。
明日にでも、ミドリ米の脱穀と唐箕掛けが終われば、
残るは豆類だけになるので、今年の収穫作業もあと少し。
身体はクタクタなのですが、もう少しで終わると思うから、
今日もなんとか、頑張って農作業をしています。
それにしても子どもたちは、逞しいですね。
年少さんの頃には、何も出来ないと思っていた子が、
年中さんになって、いろいろ出来るようになって、
それが年長さんになると、ちゃんとお手伝いが出来る。
僕はもうすぐ役目を終えて、身体も動かなくなって、
限りなく世代交代が、続いていくのでしょう。
すべての時代で、すべての世代の人が、
精一杯に、幸せになりますように!