姫がワークショップ
年に2回の「ほのぼのマルシェ」ですが、今年の秋は10月22日、
衆議院選挙の当日でもあり、台風が近づいている最悪の日程でした。
寺子こども園の行事の一環ですから、妻は寺子のショップのお手伝いで、
姫共々閑乗時の会場へ行くので、僕も朝と夕方に送り迎えに行きました。
その会場でママが忙しかったり、全身マッサージを受けたいと言って、
その間は僕が姫の相手をしたら、ワークショップに参加したいという。
はっきり言って、まだ5歳にも届かないのに何が出来るのか?
ワークショップなんて出来ないだろう、と高をくくっていたのですが。
元々大好きな飾り物を作るショップの前で、じっと動かなくなり、
そこへ小学生の知り合いのお姉さんがやってきて、参加すると言います。
こうなると姫も参加したいのが見て取れて、ダメだとも言えなくなり、
結局は二人並んで座って、太陽光で輝く飾り物を作り始めたのです。
ショップのお姉さんも手伝ってくれて、細い針金状の糸のようなものに、
選んだビーズ状の飾りが次々に通されて、一つの飾りになりました。
姫の大好きなキラキラ系ではありますが、自分で身につける物ではなく、
部屋の中に飾る装飾品のようで、ともかく出来上がってきたのです。
写真右端に見えている、輝く石がその中心になっているのですが、
こうしてみると確かに輝いているし、欲しいのもわかる気はします。
一生懸命に自分でビーズを通して、一つの物を作り上げるなら、
それ自体に価値があると思うから、頑張って仕上げたのは良かった。
だけどひたすらビーズ通しに夢中になって、他のことが見えなくなって、
いつまでも付け続けているのを見ると、我子だなあと思ってしまいます。
僕も一つのことに夢中になると、他のことは見えなくなるタイプで、
これは良いことなのかどうか、困ることではあったから心配なのです。
さてさて山のマルシェは、嵐にもかかわらず客入りも上々だったので、
まずは一安心で片付けを手伝いに行き、荷物運びなどをしてきました。
外は台風で大荒れの天気ですから、農作物がどうなるか心配ですが、
米類の方はそれなりの対応もして、大豆類も切った物は回収しました。
このまま明日を凌げれば、明後日はのんびり紅葉見物にいけますが、
万が一にも酷い状態になれば、楽しいものも楽しくなくなるかも知れない。