信用できるのか?

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上の図は毎日新聞の記事から、引用させていただきました。
森友・加計問題に関しては、その後も詳しい話を聞いていませんし、
彼の政治手法には、何か期待したいような政治理念が見えません。
そうかと言って、対抗馬だったはずの小池さんも何を目指しているのか、
寛容な改革保守政党と言われても、なんだかよく分からない。

結局この二人の争いとは、権力を奪い合う闘争そのものであって、
政治理念とか国民の幸福とかは、二の次になっている気がするのです。
民進党を事実上潰した前原さんは、当分浮かび上がらないだろうし、
政権選択選挙と言っても、安倍さんに対抗するのは誰なのか、
なんだかよく分からない選挙で、安倍さんの信任が問われている。

三極の選択と考えれば、僕なんかは枝野さんの立憲民主党を選ぶけど、
こちらはどう考えても小勢力で、政権を取るとは思われないのです。
今回の選挙では、具体的な選択肢になっているものが3つあって、
一つは憲法をどうするかの改憲問題、一つは消費税10%の是非であり、
もう一つが原発の是非に関わる問題ですが、これが微妙に違うのです。

詳しい内容は、皆さんそれぞれ情報を見るしかありませんが、
問題はトップの人たちの発言が、信用できるのかどうかってこと。
あるいはいつものように、発言する言葉には裏があったり、
イヤなことはあえて言わないことで、耳障りの良い発言だけなら、
またやっぱり国政を食い物にする人しか、選択肢がないのか?

まっとうなことを言える人が、本当に見えなくなった政界で、
嘘や騙しの多い人がトップに立てば、国が乱れるのは当然でしょう。
だけど安倍さんの公約は、子育て重視を前面に出しているわけで、
そのくらいは実現してくれるのだとしたら、魅力にも感じてしまいます。
個々の政策に対する選択なら出来るけど、政治家は選択できません。

いっそのこと将来的には、政治家なんてものを無くしてしまって、
日本中のNPOが法律を提案して、その是非は直接インターネットで、
討論を重ねて投票して決める、なんてのはどうなんだろうか。
しかしこれもまた、議論ばかりで何も決まらない気がしないでもない。
政治ってのは人間の姿そのもので、どうしようもないものなのかも。